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子ども用専門情報マガジン「はっぴーママ」 新潟版から「足育への招待状(足育のススメ)」をお届けいたします
「子ども用専門情報マガジン「はっぴーママ」 新潟版」は、子育てに役立つ生活情報・地域情報を満載し、新潟のママが元気でハッピー になるためのライフスタイルを提案しているフリーマガジンです。県内私立幼稚園・保育園、小児科、産婦人科、耳鼻科などの提携医院・総合病院、子育て支援施設、ショッピングセンター、ドラッグストア、銀行、図書館等で偶数月25日(隔月発行)に配布しています。
「足育(あしいく)」の大切さをお父さん、お母さんを始め子どもたちにお伝えしたく、足育先生®が毎号連載をしています。
今日は、「足育への招待状(足育のススメ)」第9回(2015年7・8月号)から内容を抜粋・編集してお届けいたします。
過去バックナンバーは画像でもご覧いただけます。https://ashiiku.net/2021/08/01/happymama45/
足育とは?
食育という言葉は広く定着してきましたが「足育」という言葉があることを、みなさんご存知ですか?
足は全身を支える土台であり、身体全体の健康に大きな影響を与えています。足育とは、足、足の指・爪、さらに靴の選び方・履き方を含め正しい知識を得て、理想的な足を育てることをいいます。
人生80 年の中で一番大切な時期が3 ~ 7 歳です。
この時期に足育できた子どもたちが将来活躍できるといえます。
ファーストシューズはいつからはかせるの?
基本的には10 歩ほど歩き出したら靴を選んでください。赤ちゃんは歩き方を誰からも教わらず勝手に歩き出します。
そのときにファーストシューズ選びが良くできた子どもは足が支えられるので、正しい歩き方になりやすくなります。
将来「転びやすい」や「疲れやすい」という、足の変形からくるトラブルなどを防ぐことができます。
ファーストシューズ選びは人生で一番大切です。きちんと足のサイズを測り、正しい選び方で正しく育て
ましょう。特にハイハイする時期が短かった子どもは成長トラブルが出やすいので、靴選びは慎重に。
ファーストシューズはどのような靴がいいの?
1, 足首を固定できる深めの靴
一般的には足首を固定できる深めのタイプで歩き方を正しく学ばせます。浅めのタイプでも支えが良い靴であれば大丈夫です。
足育ポイント ハイハイする時期が短かった子どもは特に深めのタイプをおすすめします。
2.踵(かかと)(カウンター)がしっかりとした靴
人間は踵骨の上に身体がのっています。
踵の骨をしっかり支えてあげることで身体が安定し、正しい歩き方を促します。
足育ポイント 踵がぐにゃぐにゃしている靴ではしっかり踵骨を支えることができません。デザイン性や金額ではなくきちんとした靴を選びましょう。
NG 踵のないゴム・プラスティックサンダル、スリッポンシューズは足のぐらつきが出るので、子どもの成長によくないです。
靴屋さんで靴選びのマメ知識!!
◎赤ちゃんの足を測る専用計測器
赤ちゃんはなかなかじっとしていません。計測器は抱っこしながらでも測れるので便利。
ただし、立ち上がると足の長さは変化して長くなりますので、あくまでも参考程度に。
靴を履かせて捨て寸(つま先の余り)をよく見ましょう。
足育ポイント 私と同じ幼児シューフィッターという専門家のところでの計測をおすすめします。
◎靴嫌いの赤ちゃん対処法
はだしだった子どもがいきなり靴を履いた場合、ほとんどの子どもが直立不動で固まる、泣く、逃げることがよくあります。
足育ポイント 室内でまず履かせましょう。まずは赤ちゃんとスキンシップしながら靴は楽しいものだと遊びましょう。履けるようになったら靴を履いて外で抱っこしましょう。靴を履くとママといっしょに遊べるとインプット。少しずつ地面に下ろしてみましょう。足に合わない靴だと、歩きたがらない傾向にあります。
◎足を測ると怖がって泣き暴れるの子の対処法
お店のおもちゃで泣きやむまで慣れさせましょう。
遊ばせながら測るのがポイントです。
足育ポイント 足に合う靴を履くと安定した歩き方に変わります。いろいろと履いて歩きか方安定する靴を選びましょう。
◎赤ちゃんの爪がはがれてしまうのはなぜ?
親指が浮いているから
爪を深爪していると親指が浮いてきて靴の上に当たり爪にストレスがかかり割れます。
足育ポイント 正しい爪の切り方を学びましょう。浮指の子はつま先の高さがある靴を選びましょう。
正しい靴の履き方をしていない
踵をトントンしてマジックテープをギューッとしめる正しい靴の履き方はとても大事です。
子どもが5000 歩を歩くと5000 回つま先に足指をぶつけますから、子どもの足はストレスだらけです。
しっかりマジックテープをしめましょう。
子どもの足の成長のためのマメ知識!
◎靴を履かせるまで靴下はなるべく履かない
赤ちゃんのやわらかい足はくつ下の圧だけでも指が曲がりやすくなります。
指を使って歩行ができなくなると将来扁平足や疲れやすい子どもに。
必要なとき以外ははだしで育てましょう。
足育ポイント 靴のお下がりは絶対にしてはいけません。1 日でも歩けば靴にクセがつきます。それをほかの子どもが履くと自分の歩き方がわからなくなります。
◎ファーストシューズから3 歳になるまでは、3か月に1 度は計測して靴を交換しましょう!
靴屋さんでは3 歳未満の子どもは約1センチの捨て寸をつくります。
これは子どもがストレスなく正しく歩くための余りです。
大きすぎも小さすぎても足にはストレスになります。
足育ポイント ちょうど3 か月後に指先がつきそうになったら交換のタイミングです。まだ余裕がある場合は買い換えなくてもOKです。
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足育を日本中に広めるために足育先生Ⓡは講演会やSNSで啓蒙しています。まだまだ足育を知らない親御さんは沢山います。是非子ども達の一生の足を守る為にも沢山のシェアといいねのご協力をお願いします。
いつか日本の文化に足育が広がり、親から子に足育を当たり前に伝える文化になる事を願っています。
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