【足育先生コラム】足育だより28号から〜「親御さん自身が正しい靴選びをすることで、子どもがたくさん歩ける環境づくりにつながる」

足育だより28号から「足育先生コラム」をお届けいたします

「足育だより」は、足育先生のお店「靴のやまごん」で毎月発行しています。

足や靴の重要性や、歩行量の大切さなど、足育先生が皆さんとシェアしたい情報、どうしてもお伝えしたい大切な足育のお話について書いていて、ためになる楽しい読み物です。

今日は、過去の足育だよりから「足育先生コラム」を抜粋してお届けいたします。

「足育だより」は、やまごんのお店で無料で配布しているほか、FacebookやLINEなどでも配信していますので、よかったらぜひご覧くださいね!

親御さん自身が正しい靴選びをすることで、子どもがたくさん歩ける環境づくりにつながる

これまで、年間40回ほど足育講演会を行い、子どもの足のことをたくさんの親御さんに伝えてきました。

その中でも、大きな問題としてお伝えしているのが、子どもの「扁平足」のお話。

今、小学生の2人に1人が土踏まずができず、扁平足だといわれています。

土踏まずがない、あるいはしっかり形成されていない状態(扁平足の予備軍)だと、足が土踏まず側に倒れて歪み、姿勢にも影響します。

猫背になりやすく、首が前に出ることで口呼吸になってしまうのです。

また、首が前に出ることで肩が緊張し、脳に届く酸素と血流量が低下し、集中力が低下してしまうことも……。

さらに、衝撃を吸収する土踏まずがないので、疲れやすく、歩きたがらないといった子どもたちが増えています。

これは、足の専門家の指導の下で、改善のために頑張らないと、そのまま大人になって足腰に悩むことになりかねません。

土踏まずができるまでには、約3年かかります。

また、3~6歳の期間に正しい靴を履いて、たくさん歩いた子どもが獲得できる機能でもあります。

しかし、近年のバスや車通園、園まで家が近すぎることは、足育の観点から見ると大問題!

土踏まずができる歩行距離の目安は、「年齢×1キロ」。(出典:伊藤笑子論文)

歩行量が少ない子どもたちにとって、土踏まず形成のために意識してたくさん歩くことはとても大事なことなのです。

また、子ども一人だけでたくさん歩くことは難しく、親御さんなどの大人の協力が必要になってきます。

親御さんが子どもたちに靴の正しい履き方を指導し、一緒に歩いてほしいと思っています。

しかし、ここでもう一つ問題が……!

それは、お母さん、お父さんがスリッポンやクロックスタイプなどの足の形に合ってない靴を履き、紐靴でも紐がゆるゆるなこと。

これでは、子どもをたくさん歩かせる以前の問題になってしまいますよね。

お母さん、お父さんが正しくフィットした靴を履くことで、どこまでも疲れず歩くことができ、それが連鎖することで、やっと子どもたちもたくさん歩ける環境ができあがります。

今まで、土踏まずを上げるインソールをフィットした靴に入れて、成果を出している子どもたちをたくさん見てきました。

これも親御さんが一緒に歩いたケースばかりです。

子どもの靴選びも大切ですが、ぜひ親御さんの靴も見直してみてください。

お父さん・お母さんと一緒に遊んだり、歩いたりすることで、子どもたちの成長発達がより早く促されます。

また、お仕事がお休みの日に、フィットした靴を履きながら子どもと一緒に遊んだり、歩いたりしても、足が疲れないことは嬉しいですよね。

当店では、大人の足カウンセリングを1,000円(税抜)で行っています。

また、簡単なカウンセリングと靴選びだけでしたら無料で行っていますので、気軽にご相談ください。

予約優先となりますが、ぜひ親御さん自身も足に良い靴を体験しに来てくださいね。


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