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靴屋さんの品揃えにちょっと偏りを感じたら読んで欲しいこの話
前回、靴屋さんが子ども靴を扱うのがどれくらい大変か……という事をお伝えしました。
ですが、足育先生のお店、靴のやまごんではかなりのリスクを背負いつつも、ヨーロッパから良い子ども靴を、全てのサイズに対応できるよう輸入して取りそろえています。
「半分ボランティアですよ……」と笑う足育先生ですが、では、なぜ日本の靴屋さんはここまで流通が厳しくなったのでしょうか?
日本の靴屋さんの品揃えがちょっと足りなく感じるのは……
前回お伝えしたとおり、日本の靴屋さんは子ども靴に関してのサイズ展開がちょっと少ないという問題があります。
とはいえ、子ども靴は12㎝~24.5㎝までと幅が広く、更に幅やデザインなどを揃えていくとかなりの量になってしまうため、そこまでの在庫を扱える靴屋さんはそうそうないでしょう。
そのため、普通の靴屋さんではファッション性の高いものや、流行のものを取りそろえることで、サイズを揃えなくても大丈夫……というリスク回避を行っていることもあります。
さらに、日本では『流通』に独特の問題……というか、特徴があります。
それは『問屋さん』。
皆さんが野菜を買うときには、農家さんから直接野菜を買う……ということは、ほぼほぼないでしょう。
大体スーパーで野菜を買うと思いますが、スーパーに野菜が並ぶまでには、農家さんから野菜を買い上げた『問屋さん』を通して、スーパーが棚に野菜を卸しているのです。
それは靴も同じで、靴も一度問屋さんに集まります。
そして、その問屋さんが各靴屋さんに少数ずつ靴を卸していくのですが、そのせいもあってどうしても利幅が狭くなってしまったり、種類が選びにくくなっていることもあるのです。
ヨーロッパの靴屋さんでは……?
一方ヨーロッパでは靴屋さんは直接メーカーから靴を買い付けています。
当然少数になるためどうしても1足辺りの単価は高くなってしまうのですが、たくさん仕入れればその分安くなりますし、必要なものを必要な分手に入れることができます。
また、メーカー側もブランド名だけではいずれ飽きられてしまうこともありますので、より良い靴を、より良い状態で提供できるようにと努力してくれます。
足育先生のお店では、そうした点を踏まえて、直接ヨーロッパから靴を取り寄せています。
ですので、良い靴を、どんなサイズの子にもお届けできる品揃えを備えることができるのです。
とはいえ、やはり足育先生のお店でも、普通の靴屋さんでもやっぱり厳しい事は事実。
このような、お店に負担がかかるか、お客様の満足できる品揃えができなくなるか……という苦しい状況からどうやったら抜け出すことができるか。
足育先生も、日々頭を悩ませています(苦笑)
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