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足育だより40号から「足育先生コラム」をお届けいたします
「足育だより」は、足育先生Ⓡのお店「靴のやまごん」で毎月発行しています。
足や靴の重要性や、歩行量の大切さなど、足育先生Ⓡが皆さんとシェアしたい情報、どうしてもお伝えしたい大切な足育のお話について書いていて、ためになる楽しい読み物です。
今日は、過去の足育だよりから「足育先生コラム」を抜粋してお届けいたします。
「足育だより」は、やまごんのお店で無料で配布しているほか、FacebookやLINEなどでも配信していますので、よかったらぜひご覧くださいね!
子どもの仕事は歩くこと!そして親の仕事は……? 最低限できる足育のしつけとは……。
1歳から6歳のお子さんがいる親御さんたちへお伝えしたいことがあります。
子どもの足が正しく成長するには、6歳までの足骨格基礎形成が必要です。
子どもの足(土台)が傾いて体が歪み、疲れやすいか否かは、土踏まず形成によります。6歳までどれくらい歩いたかで決まるので、その間の子どもの足育がとても大事になります。
土踏まずができやすい歩行距離の目安は、毎日年齢×1キロ※です。
※出典 伊藤笑子論文
どんなに良い靴を履き、疲れにくい足の状態を作っても、毎日年齢×1キロを歩かなければ、土踏まずが上がらない子どもが沢山いるという事実があります。
お子さんと一緒に歩いていますか?
小学生になれば1人でも歩けますし、集団で歩く機会もあります。しかし、それまでは1人では歩けません。
4歳は毎日4キロ歩かなければなりません。お母さん、お父さんに、4キロ歩ける靴をお持ちですかと質問するとほとんど持っていないと答えます。つまり一緒に歩く事はできません。
子どもは歩くのが仕事です。たくさん歩くことで、運動機能や筋力などが成長発達します。
子どもに歩くことを促し一緒に歩くことが、親の仕事であり、義務でもあります。
3歳まではほとんどの子が土踏まずがありません。6歳までに歩いた子どもだけが、6〜7歳までに土踏まずができます。土踏まずができないと、足が傾き姿勢が悪くなり、疲れやすくなります。
こんなお子さんがいました。
扁平足で土踏まずが中々上がらないお子さんです。カウンセリング中、お母さんがトイレに中座しました。その時にお子さんに「歩いてね」と言うと、「歩きたいけど、お母さんが歩きたくないって言うの」…この子は将来、扁平足になる…お母さんの意識改革が必要でした。
こころに感じるものはないですか? 足は身体の土台です。将来疲れやすい身体では行動範囲が限られます。
だから、親が自らファッションではなく「歩く専用の靴」を履き、子どもと沢山歩く機会を作ることが、最低限できる子どもの為のしつけです。
もし、歩く靴がなければ、やまごんで予算に合う靴をご提案させていただいております。
ぜひ予約をして足のカウンセリングを受けてみましょう。
たくさん歩き疲れにくくなれば、生活習慣も、より良くなると思います。
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足育を日本中に広めるために足育先生は講演会やSNSで啓蒙しています。まだまだ足育を知らない親御さんは沢山います。是非子ども達の一生の足を守る為にも沢山のシェアといいねのご協力をお願いします。
いつか日本の文化に足育が広がり、親から子に足育を当たり前に伝える文化になる事を願っています。
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