進む足の計測方法 最新の計測技術を紹介します
足の測定ってどのようにやっていると思いますか?
大抵「メジャーで測るんじゃないの?」「それっぽいサイズの中敷きを持ってきて、合わせるんじゃないの?」なんて思うかもしれません。
ちょっと知っている方だと、「フットゲージって、木とかプラスチックの定規みたいなのが付いた測りを使うんでしょ?」と言うかもしれませんね。
確かにその通りなのですが、今では機械化が進み、もっとカッコイイ(!?)3D計測器なんてものもあるんです。
BOXタイプ
3D計測器にも色々なタイプがあり、BOXに足を入れて測るタイプは最も正確で、細かい数値まで測れるものです。
『三次元足型自動計測機』というすごい名前がついていたりするのですが、箱の中に足を入れるとレーザーが足を測定していき、3万か所くらいのポイントで計測。立体的な足の状態をPCに書き出してくれる機械なんです。
とても正確な計測器ではあるのですが、残念なことに……ちょっとお値段が張ります(苦笑)
そのため、置いているお店も少なく、また、靴を選ぶということであればここまで正確でなくとも十分なので、どちらかというとデータを取得して研究や発明などに使うことに向いている機械なのです。
参考⇒3Dデータ分析マニュアル
台上タイプ
BOXタイプはその名の通り、足を箱の中に入れるのですが、3Dスキャナーという台上タイプもあり、スキャナーのような測定器の上に足を乗せることによって、これもしっかりとした数値を計測できる機械もあります。
こちらも、BOX同様かなり正確な数値が測れるものですが、こちらもなかなかのお値段。
ですが、靴屋さんによってはこちらを利用し、木型を用意し、オーダーメイドの靴を作っていくというサービスを行っている場所もあります。
従来のオーダーメイドの靴では職人さんがその人の足を採寸し、木型を作って……という方法だったのですが、どうしても手で測っている以上微妙な凹凸などに誤差が出たりし、2足……3足……と作り直しが生じてしまうこともあり、こうした機械を導入し無駄を省けるようになったのです。
どうしても手で動かして測るだけですと、誤差が出てしまうため、こうした機械が生まれたのですが、これがもっと安く市場に出回るようになったら……?
もしかしたらいつか、靴屋さんに行って機械で自分の足をミリ単位まで計測し、本当に自分に合った靴を、もっと手軽に購入できる日が来るかもしれませんね。
次回は……?
障がいを抱えていても、一人一人にあった靴を履く大切さ。
そこについてお話します。
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