扁平足のデメリットは運動だけではなく……

扁平足のデメリット

土踏まずがない人のことを、しばしば扁平足と言ったりしますが、扁平足と言わないまでも、アーチがしっかりできておらず、浅い人なども多くいます。

足育先生
足育先生

扁平足のデメリットについてはこちらで詳しく読むことができます♪

扁平足の場合、どうしても怪我をする確率が高く、私たちの元に相談に来た方でも、「扁平足と言われました」とおっしゃる方は怪我をしている事が多々あります。

これは、土踏まずがないことから、骨格の歪みなどが起きやすく、走り方・歩き方に少しねじれが生じやすいからなのです。

ねじれが起こった場合何が問題かというと……やっぱり運動をする際に不利になってしまう点です。

扁平足が運動に与える影響

運動する子ども
誰でも運動はできるにこしたことはありませんよね?

足裏が平らであることで、激しい運動をする人は痛むことが多々あります。

特にダンスや剣道、意外にも卓球なんかも『ダン!!』と硬い床を踏みつける事が多いので、こうした運動をしている場合、扁平足だと特に足を痛めやすくなってしまいます。

また、病気とされるほどのトラブルはない、という場合でも、扁平足の方は長距離が苦手なケースが多く見られます。

例えば、自分の子供は扁平足だけど、短距離はとても早く問題はないと、問題視していなかった親御さんがいたのですが、後々、長距離を走るようになるとぐっとそのタイムが落ちるように……。

さらに、腰痛や膝痛、首まで痛くなってしまったというトラブルが起こってしまうケースがあります。

それは、扁平足は長距離が苦手だから。

通常アーチとなって衝撃を吸収している足が、「べたん」「ばん」といった感じに衝撃をもろ受けてしまい、それが足を通って体全体に伝わってしまうからなんですね。

スポーツだけではない扁平足の問題

集中力欠如
意外なことにメンタルの問題も……

扁平足の場合、疲れやすい、足腰に故障が出やすいと言った問題の他にも、足指が浮きやすく使いづらい状態となることで血流が悪くなり、むくみや冷えを起こしたり、外反母趾を招きやすいということもあります。

歩くたび衝撃を受け続けた体は、腰痛や膝痛、首などの関節が痛むようになってしまったり、足指が浮きやすく使いづらい状態となることで血流が悪くなる為、むくみや冷えを起こしたり、外反母趾を招きやすくなってしまうんですね。

また、土踏まずがなくなると、足の内側にバランスが崩れ、土踏まず側がぺたんと倒れてしまうので、おのずと膝の位置も内側、股関節の位置もずれてしまい、猫背になり、巻き肩になり、さらにはストレートネックになってしまい、脳へ運ばれる酸素血流量も低下し、日中眠くなってしまうなんてことも。

たかが扁平足と思ってはいけないのです!!

扁平足な子どもにみられる特徴
  • ネコ背
  • 疲れやすい
  • パタパタと足音を立てて歩く
  • 集中力低下
  • 日中に眠くなる
  • メンタルが弱い
  • 内また歩き
  • 肩こりが出やすい
  • 運動が嫌い、苦手……等

大げさに聞こえるかもしれませんが、こういったケースがとても増えているので、たかが扁平足だと、軽く見るのはおすすめできないのです。

足育で改善できるケースも沢山あります

また別の記事で、扁平足の改善方法についてお伝えしていきたいと思っていますが、足育で扁平足を改善し、さらには長距離マラソンの結果まで出せた子もおります!!

T君
紹介させていただきます

足育先生に靴を選んでもらっているTくん。

実は足育先生が監修している足育園の敬愛こども園を卒業した1年生でした。

半年前までは土踏まずが少なく、それまで園で長距離走が3位だったのが悔しくて、去年秋の1.2キロマラソンの雪辱を晴らすべく、お母さんとお父さんで1ヶ月前から毎日1.2キロを親子で走りこんだ結果……。

トレーニングの結果、見事に1位!

更に土踏まずが半年ではっきりと出来ました!!

6歳で一生の足の基礎が出来ますが、その土踏まずが逆転ホームランかのように、一気に出来上がったT君。
途中で無理をして膝が痛くなりましたが、最後まで頑張って嬉しいと喜んでおり、さらに、土踏まずが出来たことで、姿勢も良くなり、疲れにくい体を手に入れました。

足育先生
足育先生

足に良い靴が、お子さんを『走りたい』という気持ちにしてくれたことと、ご両親が沢山走らせた結果ですね。

皆さんも参考にして、「もう手遅れだから」と思わずに、子どもたちに沢山歩かせてください。

『足という土台から始まる』子どもの成長・発達を促す足育の専門家

子どもの成長・発達には、土台となる『足』の正しい成長『足育』が欠かせません。

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