プロでも難しいむくみやすい女性の足のフィッティング方法

女性の靴のフィッティング方法

パンプスやヒール、革靴など、できる限りフィッティング(靴の調整)はプロに任せた方がよいのですが、プロでも難しいのが女性の足。

なぜなら、女性は筋肉量やホルモンの関係でどうしてもムクミやすいから。

今回は、そんなムクミやすい女性の足のフィッティングについてお伝えします。

なぜ女性の足はむくみやすいのか

ムクミ
むくんでしまった女性の足

女性は男性に比べ筋肉量が平均して少なく、また、ホルモンの関係で生理周期でも体の水分量が変わるため、どうしてもムクミやすくなります。

しかも、朝と夜、夏と冬、潮の満ち引きや月の満ち欠けにすらむくみの状態が左右されるため、朝フィッティングしたとしても夕方になるときつくなってしまうケースもあります。

特にローファーなどの皮でできた靴は伸びやすいので助かる……と思いきや、本革は時間と共に元に戻るように縮んでいきますが、残念なことに、合皮でできた靴は伸びたら伸びたままなので、ムクミが取れた後に履くと緩くなってしまうこともあります。

足育先生
足育先生

新学期には丁度良かったのに、学期が終わる頃には靴がぶかぶかになっているように感じる……なんて相談も多々あります。

こうしたムクミに関しては、病的要因ではない限り、人間の体の自然な現象ですので諦めるしかありません。

ですので、靴を選ぶ際は、若干のムクミにも耐えられるような靴のフィッティングをしていくことがポイントとなります。

プロが勧めるオススメのフィッティング方法は……!?

ローファー
緩いローファーもキツイローファーも辛いですよね

足育先生お勧めのムクミにも対応できるフィッティング方法は、朝と夕、つまりムクんでいないときと、ムクんでしまったとき用の調整パッドを使い分けること。

つまり、薄い調整剤と、それよりもちょっと厚めの調整剤を持っておき、ムクミの状態によって入れ替えるという方法です。

ですが、これは本当にプロ並の究極なやり方(苦笑)

なかなか忙しい学生さんがこうした調整をしていくのは難しいと思いますので、お勧めなのは、朝や夕方、生理の前と後などで、何回か足の専門家の元に通って、丁度良い状態を作り出せるようにフィッティングしていくこと。

調整パッドを適当に入れている人も多いのですが、足は米粒1粒でもわかる程繊細なセンサーが備わっているため、些細なことで骨がずれてしまう事もあります。

そうなっては本末転倒なので、ぜひ、ムクミやすい女性のフィッティングほど、専門の靴屋さんへ行って調節してもらうようにしましょう。

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