土踏まずがないと足にはどんな影響があるの?扁平足を防ぐには?【親子で納得足育知識】

土踏まず影響

土踏まずが足に及ぼす影響と、扁平足にならないよう普段から心がけたい歩行量について保存版大まとめです!

土踏まずがないと足にどんな影響があるのか

土踏まずの影響

令和2年になってまもなく、あっという間に世界中に広まってしまった『新型コロナウイルス感染症』。

政府は不要不急の外出を自粛すること、特に感染者が増加している地域では緊急事態宣言を発令し、一時期は学校も休校に。

子どもたちは、旅行や祖父母の家への帰省などもできない長期休暇を過ごし、習い事や部活も休止、友達と集まって公園で遊ぶこともしにくくなりましたね。

そんな2年弱、気になるのは子どもの運動不足。

そして、その影響が子ども足に大きく出ているのです……。

足育先生のオンラインカウンセリングで増えてきている『土踏まずがない足』。

つまり、『扁平足』です。

扁平足とは、土踏まずと呼ばれる、かかとから親指の付け根部分にできるはずのアーチが崩れ、足の裏が平らな状態になったことを指します。

土踏まずは、歩いたり走ったりする際に、地面からの衝撃を吸収する重要な役目を果たしているのですが、土踏まずがないと「べたん」「ばん」といった感じに、ダイレクトに地面からの衝撃を吸収してしまうので、それが体全体に伝わってしまいます。

ですので、少し歩いただけでも、体は疲れやすくなってしまうのです。

また、扁平足の子どもにみられる特徴としてあげられるのが「猫背・疲れやすい・パタパタと音を立てて歩く・集中力低下・日中に眠くなる・メンタルが弱い・内また歩き・肩こりが出やすい・運動が嫌い、苦手」などです。

実際に足育先生がカウンセリングした中では、“自分の子どもは扁平足だけど、短距離走はタイムも速かったので問題ないと軽視していたら、後々、長距離を走るようになるとぐっとそのタイムが落ちるようになってしまった”という相談がありました。

扁平足は長距離が苦手だからタイムが落ちて当然なのです。

先ほども話しましたが、土踏まずがないことで、衝撃が常に体全体に伝わってしまうのだから、長い距離を走ることは苦痛になるでしょう。

それを我慢して続けてしまうと、腰痛や膝痛、さらには足裏全体が圧迫されて血流が悪くなり、むくみや冷えを起こしたり、外反母趾を招いたりしやすいということもあります。

“土踏まずがない”ということが、子どもの日常や成長発達に様々な影響を及ぼしていることに気づいていただけたでしょうか。

もしかしたら、運動が嫌い・外遊びが嫌い・集中力が続かないなどの原因は、土踏まずができていない“扁平足”だからかもしれません。

運動不足も大きな原因のひとつですが、その他に『合わない靴を履いている・サンダルなど足を固定できない靴ばかりを履いている』という場合も扁平足になりやすいと言われています。

また、骨格遺伝で両親が扁平足の場合、子どもも扁平足になりやすいということもありますので、自分が扁平足であるという場合は、普段から子どもの足と靴を気にしてあげ、しっかりとチェックしてみるほうが良いでしょう。

扁平足にならないために歩行量を増やすには

歩く親子

車社会になった今、歩行量は明らかに減っています。

そして、冒頭でもお話しましたが、新型コロナウイルス感染症が蔓延したため、今まで以上に子どもの運動量・歩行量が減ってしまっています。

もちろん、園や学校では、先生方の努力により、歩くことを取り入れた生活を送ることができていますが、子どもの二人に一人が土踏まずがない・扁平足であるという現象が起きているということは、園や学校任せでは“歩行量が足りていない”のです。

土踏まずのある良い足を作るため。

そして筋肉・骨の成長のため。

幼稚園や保育園、学校での運動にプラスして、家庭でもできるだけ運動を取り入れることを足育先生はおすすめします。

まずは足に合う靴を履かせてあげましょう。

そして、歩く。

たったそれだけなのです。

歩くことが一番簡単な運動だと思いませんか?

足に合う靴を用意してあげれば、特にユニフォームや器具などの用意は必要ないですし、スポーツができるコートまで歩く必要もありません。

園や学校での子どもたちの運動量にプラスして、家庭では20〜30分は歩かせて欲しいです。

歩くことはとても簡単なことですが、車での送迎の場合、「さぁ歩きに行こう!」と帰った後にさらに子どもを連れて出かけることは、親御さんにとっても大変ですよね。

そこでオススメしたいのが、車での送迎の際、【園や学校から少し離れた場所に駐車する】ことです。

少し離れた場所に停めることで、“車から園・学校”“園・学校から車”までの往復を子どもと一緒に歩くことが可能になるのです。

疲れがピークの帰宅後では難しいことも、送り迎えの際に歩行量を増やすことで簡単に運動量がまかなえます。

園・学校での運動に20〜30分プラスするためにも、片道10〜15分お子さんと歩いてみてはいかがでしょうか。

さらに、もう一つ取り入れてもらいたいことが【外に出なくてもできる足育】です。

運動不足が原因で起こる可能性があるものとして、「足指の変形」があげられます。

足指が変形するということは、足指に筋力がないため、足自体も扁平足ぎみであったりするのです。

自宅で過ごす時間が増えている今、足指の筋肉をより鍛える為に、テレビを見ながら・お皿洗いや料理のお手伝いをしながら、これから紹介する運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。

【外に出なくてもできる足育】

  • つま先立ち歩き
  • 雑巾がけ

今どきのお家ですと、そこまでの広さが確保できず難しいかもしれませんが、廊下やフローリングのお部屋などを雑巾がけすることで、しっかりとした足腰の使い方を学ぶことができます。

また、足握手等も効果的です。

やり方はこちらになります。

①足の指の間に手の指を交互にいれていきます。

足握手1

②足の指と手の指が組み合わさったら、足の指で手をギュっと握ってみたり、逆に手で足指をギュっと反らせてみたりします。

足握手2

この足の指でギュを、1日20回もすれば、足の指の力がついてきて、足全体の筋力もバランス良くでるようになります。

そして、足指じゃんけんもあります。

足の指を「グー」「チョキ」「パー」にさせるだけの簡単な体操ですが、「グー」にすると血流が促進され、「パー」にすると体をしっかり支える(踏ん張る)力ができます。

「チョキ」は外反母趾の方にはおすすめしません。

ジャンケングー

ジャンケンチョキ

ジャンケンパー

足の指が動かないということは、足指に力がないということなので、足握手をした後、足指じゃんけんをして、できるようになれば、「足指に筋力が増えてきた」ということの証明です。

以上4つの足指の運動を普段の生活に少しずつ取り入れて、外での運動が難しい日々でも足育を続けていただけたら嬉しいです。

 

今はまだ、先行きの見えない不安が濃く立ちこめていますが、子どもにとってより良い成長ができるよう、足と靴に悩んだら、私たちプロにご相談ください。

 

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いつか日本の文化に足育が広がり、親から子に足育を当たり前に伝える文化になる事を願っています。

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