一大事な幼児の靴選び 泣く前に速やかに測るプロの技をご紹介
小さなお子さんを連れてのお出かけ……。
突然のトイレタイムや理解不可能なタイミングでのギャン泣き……。
「ゆっくりご飯も食べられない!!」
「トイレすらままならない!!」
などなど、近年ではその肩身の狭さや不自由さなどからもお父さん、お母さんの嘆きの声がネットニュースやSNS、また育児雑誌などでも取り上げられています。
当然、ご飯やトイレすらままならない幼児と、靴屋さんで足を測ってフィットする靴を探す……なんてこと、それは大変なことです。
ですが、靴のプロはそんな幼児の足の測定や靴選びを泣かせず、飽きさせず、ささっと終わらせるコツを知っているのです。
泣いて測れなくなる前に……
小さな子ども、赤ちゃんや幼児にとって「何をされるかわからない」という世界は、実は恐怖そのもの。
もちろん、相対的に女の子の方が早熟で、洋服選びはもちろん、靴選びも「かわいいね」「お姫様みたいに見える靴を探そうか」「〇〇ちゃんにしか履けない靴を探すんだよ~」などと言って、気持ちよく測定させてもらえることはあるのですが、やはりファーストシューズを履く1歳くらいの子どもにはそうした言葉も通じず、2人に1人は海老反って泣いてしまうことも……(苦笑)
ですが、ファーストシューズは足育の中でも最も大切な1足。
泣いて暴れて、大変だからと言って「じゃあもうこれでいい!」なんて適当に選んでしまうのはNG。
そんな時こそプロの出番です。
プロが測る時は……
プロが赤ちゃんの足を測る時は、まずはフットゲージで測ります。
そこでなかなか測ることができない赤ちゃんには下記の画像のような計測器を使って測るのですが、赤ちゃんにとっては「何をするの!?」と怖がってしまうことも。
そうなると泣きだして大変なので、プロはまず「赤ちゃんとお友達になってから測る」ということと「泣き出す前にササッと測る」ということを心がけています。
「こんにちは~今日は足を見せてね~」なんて言いながら、ちょんちょんと足を触って、大丈夫そうなら計測器を見せて……と楽しく、お友達になれるような雰囲気を作って、赤ちゃんが安心して足を触らせてくれる状態になってくれるのがベスト。
ですが、そうもいかない場合は……そこはプロの技。
座った状態になると、足の甲が上がってしまい正しい寸法が測れなくなってしまうため、お母さんに抱っこしてもらい、さっと計測器を当てて、さっとサイズを測り、長年の経験と知識を元にどういったファーストシューズがベストかを把握して履かせて……と、赤ちゃんが「あれ? なにしているのかな?」と思っている間に事を済ませてしまうのです。
とはいえ、中にはもうお店に着く前からぐずってしまっていたり、どうにも嫌がって泣いてしまう子もいます。
そうした場合でも、お母さんお父さんは諦めず、店員さんにお任せしてファーストシューズを選んでしまった方が確実にかつ、楽に靴を見つけることができます。
「うちの子人見知りだから」「暴れて泣いてしまうから……」と遠慮したりせず、どんどんスタッフにお願いをして、正しい靴を選んでもらいましょう。
次回は……?
『日本だけかも、指定靴問題!?』についてお伝えします。
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