CSソックスは触り心地的にも丈夫そうな感触があり、実際通常の靴下よりも2~3倍は長持ちすると言われています。
もちろん、足首~足の甲から土踏まずにかけて、そして足の指部分1本1本すべてに強いゴム素材が入っており、確かに丈夫なのですが扱い方を間違えてしまうと、CSソックスの寿命を縮めてしまうこともありますし、変形してしまうこともあります。
そうならないためにも、CSソックスの正しい取り扱い方法を知り、意外なCSソックスの使い方も知り、日常に役立ててみませんか?
目次
CSソックスは最高級の国産の綿をしっかりと編み込んでいった生地で作られています。
そのため、通常の靴下よりも丈夫で、それは触った瞬間にも厚さや硬さでわかるほど。
普通の靴下が週に2回使用されたとして、1年もつかもたないか……というところだと思いますが、CSソックスは1年~1年半くらいは軽くもちます。
普通の靴下がダメになる時は、たいてい、つま先部分(主に親指)に穴が開いてしまうか、履き口の部分がビロビロに伸びてしまい、歩いているとかかとまで靴下が下がってしまうようになったときではないでしょうか。

ですが、CSソックスが劣化して寿命がきてしまったと感じるときは、サポーターが伸びてしまうのではなく、足の裏などよく擦れる部分が薄くなって、透け始めてしまったとき。
それほどまでにCSソックスのサポート部分の力はしっかりとしており、ダメになるのは繊維が削れてしまうという劣化の仕方なのです。
因みに……。
長く履いたCSソックスで、足裏のどこに普段力が加わっているか、正しい歩き方をしているのか、合った靴を履いているのか……という事がわかります。
例えば、かかと体重で歩いてしまっている人は、かかと部分から。
つま先の裏ではなく、指先部分が削れてしまっている場合は靴が窮屈で、親指などが靴先に当たっている証拠。
指を使っていない子は指の元の腹の部分から減っていきます。
理想的な減り方はCSソックスの裏がまんべんなく薄くなっていくこと。
始めは親指の付け根だけだったり、指の腹の部分だけだった子も、履いているうちにどんどん薄くなる場所が変わっていき、理想的な足の状態になると、まんべんなくCSソックスの裏が薄くなっていきますので、一種の目安として見ることもできるのも理想です。

さて、薄くなってしまったCSソックスですが、流石に皮膚が見えるほど薄くなってきたらそれは交換の合図なのですが、それよりももう少し手前。
結構薄くなってきたけど、まだ使えそうだな……。
そんな状態でもCSソックスは基本サポート力は半分くらいは保たれているので、履くことはできます。
ですが、ちょっと問題点が……。
古い状態で慣れていた足に新しいCSソックスを履いてしまうと、サポート力などが復活し調子がよくなるのですが、逆に、そんな中、古いCSソックスを履いてしまうと、調子が悪く感じてしまいます。
ですので、調子の良い時に古いCSソックスを履いても「普通」という状態になるかと思いますが、調子が悪い時に古いCSソックスを履いてしまうと「絶不調」となってしまうため、調子のよい時に古いCSソックスを、調子が悪い時は新しいCSソックスを履くことをお勧めします。
なお、スポーツ時、特に大会などで「成績を出すんだ!!」と頑張りたいときは、ぜひ、新しい方のCSソックスを履くようにしましょう。
購入したてのCSソックスは、結構硬いのですが、それはノリが付いてしまっているから。
子どもなどは特にキツイ感触を嫌がることも多いので、購入した後に2回程洗濯をすると良いでしょう。
CSソックスの正しい洗い方は『ネットに入れて洗濯すること』。

ダメージを極力抑えるように、ネットに入れてあげましょう。
また、乾燥機はNG。
縮んでしまうので、次履いた時にとても窮屈になってしまいます!
折角の丈夫で高性能なCSソックスを少しでも長く使えるように、洗濯にも気を配って使っていくようにしましょう。
CSソックスは大人はもちろん、成長過程にいる子どもの足育にもよく、また、筋力が弱くなり、転倒が心配な年配の方にもおすすめできる、まさに万人向けサポートソックスなのですが、さらに、アスリートなども運動時のパフォーマンスアップや、音楽家のかたも愛用してもらっています。
その理由とは……。

そもそもCSソックスは足指を正しい形に導くサポートをしているため、浮指などで足に指に力が入らず、正しい歩き方がわからなかった子どもでも、使用することによってだんだんと足指の握力が出るようになり、浮指や外反母趾が改善されたり、扁平足改善につながったりと、足育にとても良い効果があります。
もちろん、疲れにくくなるなどの効果もあるため、子どもが望んで歩いたり、走ったりしてくれるという利点もあります。

子どもの場合では1枚履きでも、正しい足に合った靴を履くことで外反母趾や浮指などの改善ができるケースが多いのですが、大人で重度の場合などは、CSソックスを重ね履きすることによってサポート力を増加させ、足を本来あるべき良い状態へと向けていく効果が期待できます。
やり方としては、ジャストサイズかつ、ロングタイプのCSソックスを1枚目に履き、その上にワンサイズ大き目の標準タイプのCSソックスを履いて、よりサポート力を強化してくという方法です。
2枚履きは締め付け感が強くなります、重度の糖尿病や静脈瘤などをお持ちの方はかかりつけの担当医に相談するなどして、問題なければ標準タイプのみを1枚履きするなど、注意しながらご使用いただくようお願いいたします。

CSソックスはプロのスポーツ選手、アスリートたちも使っています。
足元が安定するため、下半身に力が入り安定しますし、しっかりと地面を蹴ることができますので、瞬発力も増加します。
普段は履いていなくても、スポーツ時だけCSソックスを履く……というケースもありますので、運動をしている方でパフォーマンス向上を目指している場合にもおすすめできます。
ただし、スポーツによっては専用のソックスでなければならなかったり、学校などで揃えたものでなくてはいけない場合、また、友だち同士でユニフォームを揃えており、自分だけ違う靴下を履くのが目立って気になる……というケースがあると思います。
CSソックスは、CSソックスの上に普通の靴下……という2枚履きをしても、効果は半減してしまいますが、0にはなりません。
ですが、逆に靴がきつくなってしまったりしては本末転倒。
無理な2枚履きをしてしまわないよう、そうした場合は公式な試合の時は決まった靴下で、練習の時はCSソックスで……と使い分けると良いでしょう。

意外なところで、運動や歩行とは関係のなさそうな音楽家の方にもCSソックスは人気があります。
下半身に力が入り、背筋が伸びて姿勢がよくなるため、声が出やすくなったり、長時間の演奏でも疲れがたまりにくくなるという利点があるのです。
CSソックスは外反母趾や浮指などの問題を解決するためだけではなく、子どもの足育のためだけでもなく、色々なところでのパフォーマンス向上に役立つことができます。
つまり、それだけ足・足指というものは多くの事柄に関して必要な部位であるということなのですが、そんな足のサポートのためにも、ぜひ、履いてみてはいかがでしょうか。あるということなのですが、そんな足のサポートのためにも、ぜひ、履いてみてはいかがでしょうか。

正しい使い方で長持をさせて、運動から日常生活、学業にまでよい効果を実感していただきたいです!!
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