子どもの脚の特徴について気になる親御さんも多いと思います。
よくご相談いただくのが
「すごくガニ股で歩くのですが、、、」
「内股のような気がして心配です」
というお悩みです。
実は子どもの脚は一定の年齢まで成長とともに変化します。
今回はそんな成長と共に変化する脚の状態と、足育の関係性についてお伝えします。
目次
こちらは、子どもの成長と脚の変化の様子を記録した動画です。
約1歳頃までにO脚からストレート。
(1歳で初めからストレートの脚は問題ありません。)
また、3歳頃から生理的なX脚になりやすい傾向があります。
そして、6~7歳頃までに自然にストレート脚へと変化していきます。
これはあくまで傾向ですが、子どもはこのように脚の状態が成長によって変わっていきます。
気になる場合は脚の専門家に聞いてみるのもアリです
ですが、しっかりと足育を行っていれば成長と共に、健康的なストレートな脚へとなっていきますので、心配することはありません。
しかし、今は車社会かつ、外で遊べる環境も少なくなり、運動量がぐっと減ってしまいました。
そうなると、元々人間に備わっていた筋肉の力やバランスが崩れていってしまいます。
6歳でできるはずの土踏まずができなくなったり、運動能力の低下、そして、本来ならストレートな脚にはるはずだったところが、O脚X脚のまま、酷いときはさらに悪化してしまう事もあるのです。
もちろん、足育はO脚、X脚にさせないという利点だけではありません。
そのため、運動が好きになったり、積極的になったり、文武両道に生活できる子になる可能性が高いでしょう。
さらに、バランスよく筋肉が付くため、どこか一点に力が集中することが少なくなり、関節を痛めたり、成長痛などで運動パフォーマンスが低下することが少なくなります。
もちろん片寄った負担がなくなるため、長くスポーツを続けていられるようになるでしょう。
このような猫背でも
靴下一つで真っ直ぐな姿勢になることもあります。
この靴下はCSソックスと言って、足裏全体で立てるようになるので、姿勢を整えてくれるサーポトソックス。
足元を安定させるため、私たちもCSソックスを用いて、足の悩みに対応させていただくことがあります
姿勢が良くなると、人間は不思議なもので自信を持ったり、明るい性格になりやすいと言われています。
大人ですらそうなのですから、子どもでももちろん良い影響は大きく出てきます。
また、親御さんとしても「姿勢が悪い」「背中を丸めないで!!」と、いちいち注意しないで済むというのは、双方にとってとてもよいことではないでしょうか。
もちろん、O脚・X脚などになりにくくなるというのも大きなメリット。
歩く際にバランスの悪い状態で歩き続けていると、どうしても片寄った筋肉の使い方をしてしまい、骨格が歪んでしまいます。
そのため、子どものうちではわからなくとも、成長するにつれO脚になったり、X脚になってしまったりということが起こるのですが、そうした歪んだ脚にもなりにくいという利点もあります。
正しい状態で歩けるので、疲れにくく、すぐに抱っこやおんぶをせがまれる……という事もないので、お母さんにとっての負担も少なくなります。
土踏まずがある状態だと人間は、長距離を走っていても疲れにくいもの。
たまに、「うちの子は扁平足だけど短距離は得意よ!」と言う親御さんもいるのですが、その場合長距離はどうでしょうか?
また、短距離でも何度も何度も走ると、同級生との違いが出てくるかもしれません。
土踏まずはあるに越したことはないのです。
X脚やO脚は幼児の際には生理的原因として発生しがちなものですが、足育をしっかりと気にかけて居れば、成長と共にまっすぐで健康的な脚になっていくでしょう。
ですが、このように、足育はO脚X脚の予防だけではなく、運動面、勉強面、精神面に置いても大きなメリットのあるもの。
オリンピックを目指しているわけではなくとも、モデルを目指しているわけではなくとも。
骨格が歪んで疲れやすい大人にならずに、いつも元気な子どもたちが一人でも多く育ってくれるよう、私達は足育を広く勧めていきたいと思っています!!
子どもの成長・発達には、土台となる『足』の正しい成長『足育』が欠かせません。
ぐずり・もたつき・姿勢不良等など。
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