毎日ローファーを履き、暑い日も雨の日も学校へ通う学生。
家に帰って靴を脱いだとき、モワッと嫌なニオイがしたことはありませんか?
実は、私たちの足にはたくさんの雑菌が住んでいて、足のニオイの原因となるのが、この雑菌なのです。
雑菌は高温多湿を好み、皮脂やアカをエサとして増殖しています。
この雑菌が生きるためにぴったりな環境が、靴の中だったのです。
特に臭くなりがちなローファーは、どうやって対処していけばよいのでしょうか?
目次
イメージとしては、『革靴』=『蒸れる靴』というのが一般的ではないでしょうか?
しかし、実は、革は湿度の変化で水分を吸収したり、放出したりする特徴があります。
合皮の靴と本革の靴を比べると、本革の靴は蒸れが少なくニオイも軽減できるのです。
なので出来れば本革の方がオススメというのはそういう所もあったのですが、……1日中履いたローファー、本革であっても合皮であっても湿度が高い状態にになって、臭くなるときはなります(苦笑)
靴の良い状態をキープし、長持ちさせるためにも、1日履いたらその靴は翌日は休ませ陰干し、もう一足別のローファーを用意して、それを履いて通学するという、ローテーション履きがよいのですが、『ローファー2足持ち』は、なかなかできませんよね。
ですので、学校から帰ったらやってもらいたい湿気・ニオイ対策を行っていきましょう。
- 新聞紙を入れる
- シューキーパーをいれる
- 消臭剤をかける
新聞紙は繊維と繊維の間に隙間があり、その隙間にニオイを吸収してくれる効果があります。
ローファーの型崩れ防止にも、新聞紙を丸めて入れてあげると効果があります。
靴の形状を整えてくれますし、木製のものは吸湿効果があります。
シダーウッドという木の種類のものは、殺菌効果・消臭効果もあり、新聞をとっていないご家庭は、シューキーパーを使うのもありでしょう。
ニオイを消すという効果としてはオススメですが、汗を吸い取る・形を整えるなどの効果はありません。
消臭剤でニオイを消してから、新聞紙やシューキーパーを使うというやり方も良いでしょう。
毎日このようなお手入れをすることで、ローファーは良い状態をキープすることができます。
しかし、やはり合皮のローファーは本革に比べて歪みやすいので、最低でも1年に1回は買い換えたいところ。
一方、本革のローファーの場合、毎日のお手入れをきちんと行うことで、修理に出しながらも長く使うことができます。
高校生とはいえ、まだまだ成長期の足ですので、ぜひ足に合った良い靴を良い状態で長く履いていって欲しいなと思います。
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