きつい靴を履くスポーツの弊害

スポーツと靴の関係

裸足でやるスポーツなどを除き、大抵のスポーツは靴は重要なポイント。

それゆえに、スポーツタイプの靴はぴったり、少しきつめのものを選んでしまうことが多いのですが、それによる弊害も起こりえるということをご存じでしたか?

きつい靴を履くことによる弊害とは一体?

スポーツ時はどういう靴を選べばよいのか?

など、スポーツと靴について、専門家がお伝えします。

サッカーなどは余裕のない靴を好みがち

サッカー
細かな足さばきが必要なスポーツほど靴がきつくなりがち

サッカーや卓球、スケート等は窮屈な靴の方が動きやすいため、子どもが履く物であっても、余裕のないスポーツシューズ(スパイク)を選びがちです。

足育先生
足育先生

特にスケートは足首をギュッと絞めることを推奨されていますね

ですが、本来1センチ~5ミリくらいの余裕を理想としている靴が、5ミリ以下の余裕しかなかった場合、蹴り出しの際に人間の足は2ミリくらい伸びてしまうため、3ミリほどの余裕しかなくなってしまいます。

いえ……まだ余裕があるうちは良いのですが、足が成長して5ミリ以下の余裕になったら……もうそれは『窮屈な靴』でしょう。

靴が窮屈な状態で走ったり、ボールを蹴った場合、一点に力が集中してしまい、関節に負荷がずっとかかってしまい、成長痛につながってしまうこともあります。

怪我につながることも

転ぶ
転んでしまう子ども

靴がキツイ状態で運動をしてしまうと、成長痛の他にも、指の変形や爪が割れてしまうといった、足先の問題。

膝を傷めたり、躓いて転びやすかったり、場合によっては捻挫を起こしてしまうこともあり得ます。

折角パフォーマンスを上げようと選んだ靴で、体を傷つけてしまっては元も子もありません。

まずは成長痛や、足につながる怪我をした場合、まずは足の専門家に相談し、靴の見直しや交換タイミングの指導、紐などの締め方などを聞いてみると良いでしょう。

また、足の機能面についても、足指の変形が見られる場合は、足指の体操やマッサージ、サポートの使用などを実行することをおすすめします。

場合によっては、インソールを入れて骨格を改善していくことも大切です。

子どもの時はスポーツの成果よりも成長優先で

親子の足
記録も必要ですが……

目先の順位、タイム、パフォーマンスを優先したいあまりに、ちょっと見逃しがちになってしまう靴のこと。

ですが、今、子どもは成長している真っ最中。

合わない靴を履かせて、足に負荷がかかった状態でスポーツした子は疲れやすくなってしまいます。

もちろん、骨格が歪んでしまったり、筋肉の付き方が片寄ったりしかねません。

まず、子どもの時は成長優先にして、「正しくその子に合った靴」を履かせてあげるようにし、しっかりと紐を絞めて運動させるようにしてみましょう。

今、1位を取って成長してから故障して運動ができなくなるよりも、今は成長の時と思い、まずは健やかな成長のための足育をオススメします。

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