「靴のお下がりはやめましょう」
これは足育先生含め、靴と足の専門家は口が酸っぱくなるほど皆さんに注意している事です。
特に日本の靴は軽さ重視、履きやすさ重視でとても癖がつきやすいので、たった1時間履いただけの靴でもしっかりと先に履いていた子の癖が……。
そのため、絶対にお下がりなどは避けたほうがよいのですが、そんな履き癖で実はガニ股・内股の癖までわかってしまうのです。
今回はそんな『履き癖の確認方法』をお伝えします。
確認方法自体はとても簡単。
靴のかかと部分を持ち、大体10センチ位の高さから、トーンと靴を落としてみましょう。
もし靴が内側に向いて落ちたら……その子は内股の癖があります。
もし靴が外側に向いて落ちたら……その子は外股(ガニ股)の癖があります。
また、もし落ちた靴が倒れてしまったら……。
これ、実はちょっと問題あり。
靴が倒れるということは、靴にねじれの癖がついてしまっているということ。
つまり、歩き方自体にかなりの強い癖、ねじれの癖が出てしまっているということがわかります。
もちろん、内股・外股の状態でもできる限り靴やインソールなどを調節して、修正していくのがベストなのですが、靴が倒れるほどの癖のつく状態というのは結構良くない状態ですので、早急に靴の専門家などに相談し、インソールなどを利用して理想的な歩行ができるようにしていきましょう。
もし、ちょっとやり方がわかり肉という場合は、足育先生が説明している動画を見て、親子で足の癖をチェックすることもできます。
この方法で内股、ガニ股の癖をチェックすると、「そんなに内股だと思えなかったのに……」という状態でもその癖を見つけることができますので、「予兆」の段階で予防・対策ができるのでオススメです。

靴の形を変えるほど人間の履き癖というのは強いものなのですが、実は赤ちゃんの靴に履き癖が出ることも。
1歳以内なら歩いているわけではないので、そんなに大きく出るわけではないのですが、それでも少しは動き回りますよね。
そのため、上から靴を落とした時に「あれ? 癖が出てますね」というくらいは実は靴に癖が出るんです。
ですので、どうしても景気が悪くなるとお下がりが盛んに行われるようになりますが、服とは異なり、靴はその子の一生の足、ひいては一生を左右してしまうかもしれないアイテムです。
ちょっとだけ頑張って、靴のお下がりは避けるようにしつつ、幼児は3ヶ月、3歳以降は半年毎に靴の交換をおこなっていきましょう。
子どもの成長・発達には、土台となる『足』の正しい成長『足育』が欠かせません。
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