雨で濡れた靴・洗った靴の乾かし方 動画付

靴の乾かし方

よく聞く説で『靴は水に濡れると型崩れしやすいので、洗わない方がいい』という話があります。

ですが、これはちょっとNG。

元気に遊んできたお子さんの靴は、基本的に砂や土で汚れていますよね。

靴下も汚れていて、靴の中も汚れていることがわかります。
もちろん汗もたくさんかいているでしょう。

その状態で外より風通しのない玄関に置いておけば、いくら乾いているとは言え汚れが目立ってしまいますし、雑菌も気になるところ。

それでは足環境にもよい状態とは言えませんね。

足育先生
足育先生

足育先生は靴を洗うことは、靴に悪いことだとは思っていません

ただ、やはり靴をった際に気になるのは『型崩れ』

型崩れをしない為には、洗った後の脱水、そして干し方が重要なのです!!

今回はそんな、濡れた靴が型崩れをしない乾かし方のコツをお伝えしたいと思います。

足育先生
足育先生

雨に濡れた靴を早く乾かす方法も合わせてお伝えします!!

靴の専門家がオススメする靴の正しい乾かし方

洗った靴
まずは靴をしっかりと洗いましょう

前提として、革靴は水で洗う物ではないので、布製のスニーカーに限った話でお伝えします。

まず、靴を洗い終わったら洗濯機で脱水する方も多いと思います。

その際に『靴の中に乾いたタオル』を詰めて脱水してみましょう。

中にタオルを詰め込んでおくことで、靴の中に溜まる水も吸ってくれますし、脱水の際の型崩れを防いでくれます。

そして、外で靴を干す際にもちょっと心がけたいポイントがあります。

多くの方が、早く乾いた方がいいだろうと、ついつい日当たりの良いところで一気に乾かしがちですが……。

直射日光は靴の接着材や、ゴムの劣化につながりますので、実は避けたいところ。

なので、足育先生が靴を干す際のオススメは『風通しの良い日陰で干す』ことです。

そして、乾かしている間は新聞紙を丸めたものを靴の中に入れ、靴の形を整えましょう。

この一手間で、靴の型崩れが防止でき、靴の寿命も伸びます。

靴の正しい乾かし方のまとめ

①洗い終わった靴の中に乾いたタオルを詰め込み、洗濯機で脱水します。

②脱水が終わって乾かす前に新聞紙を丸めて入れて形を整える。

③直射日光を避け、風通しの良い日陰で靴を干す

こうした点に気をつけて、いつも状態の良い靴を履けるようにしておきましょう。

雨で濡れた靴を早く乾かす方法は?

足育先生の元に来る質問で多いのが『雨に靴が濡れたらどうやってかわかしたらいい?』というもの。

こちらも洗濯した靴を乾かすのと同じような注意点に気をつけて乾かしていきます。

雨で濡れた靴を乾かす際に用意したい物

  1. キッチンペーパー
  2. 靴用のシリカゲル
足育先生
足育先生

シリカゲル(乾燥剤)は靴屋さんやホームセンターなどで購入できます

雨で濡れた靴を乾かす方法

  1. 中敷きが取り外しできるようでしたら、外しましょう。
  2. 水を吸水するためにペーパータオルを靴の中、つま先まで入れ、靴の形を整えましょう。
    (つま先までしっかりとペーパータオルを入れると乾いた時のつま先の上がり方が変わります)
  3. ペーパータオルが水分で湿ってきたら処分して、新しいペーパータオルに交換してください
  4. ある程度、水分がとれたら、ペーパータオルを取り出し、シリカゲル(乾燥剤)を入れて乾くまでそのまま放置。

こうすることで、靴も傷みにくく、より早く乾燥できます。

ちなみに、しっかり乾いたら、防水スプレーをしておくと雨・水濡れ防止にもなり、汚れの付着も少なくなって後のお手入れが楽になります♪

足育先生
足育先生

梅雨時期や、雨降りの日は、お出かけ前に防水スプレーでの雨対策をしておくのもベストですね!!

靴を乾かす際のNG事項

NGなのが直射日光に当てること。

そして、ドライヤーや暖房機器の高温の風を直接靴にあてる乾燥方法です。

靴は高温な状態が長いほど靴が傷みやすくなり、変形する恐れもあるので、ペーパータオルなどをつめて形を整え、必ず風通しのよい日陰で乾燥させてくださいね。

濡れた靴の状態
濡れた状態とキッチンペーパーを入れた状態の比較

今回紹介した内容以外でも乾燥方法は色々ありますが、靴が変形してしまうと、履いた時に足に靴が当たって痛くなることもあります。

どのような乾燥方法でも、靴の形を崩さないことを一番に気をつけていきましょう!!

足育先生が発信する『靴の乾かし方の動画』もYouTubeで配信しています。

ぜひ、気になる方はご覧ください!!

足育に役立つ情報も満載なので、チャンネル登録もよろしくお願いします

良い状態の靴を履き続けられるように……

子ども靴は、3才未満の場合3ヶ月に1度、3才以上の場合半年に1度靴の見直し・買い替えが必要となります。

ですからその期間、靴が良い状態を保てるよう履き方・乾かし方を心がけたいところ。

もし、正しい履き方、干し方をしていても、3ヶ月・半年ももたずに靴が傷んで履けなくなるようなら、それは残念ながらちょっと弱い靴かもしれません。

ですので、次は傷みにくい良い靴を購入した方が足に良いでしょう。

足育先生は日本の靴に比べ耐久性がある、ヨーロッパの頑丈な素材を使った足育靴をオススメしています。

ヨーロッパのベビー靴や子ども靴を取り扱っているお店は少ないので、なかなか見つけにくいかと思いますが、やまごんでは様々なニーズにお応えできるよう、各種サイズも取り揃えております。

お探しの際は是非、足育先生へお声がけくださいね。

『足という土台から始まる』子どもの成長・発達を促す足育の専門家

子どもの成長・発達には、土台となる『足』の正しい成長『足育』が欠かせません。

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