もっとたくさんの人に知って欲しい歩くこと・歩行量を増やすことの大切さ【親子で納得足育知識】

歩くことの大切さ

今回は歩くことの大切さを、より知っていただくための総まとめです。

過去の記事でも紹介していますが、なぜ歩くことが必要なのか。

さらに、歩行量の増やし方や、気をつけて欲しいポイントなどを紹介致します。

日本全体の課題とも言える歩行量

子どもの歩行量

昔の子どもたちに比べ、現代の子どもの歩行量はとても少なく、30年前の子どもと比べると、歩行量が4分の1以下になっているという調査結果もあります。

足育先生は、子どもたちの歩行を促し、歩行量を増やそうと、講演会などで常に発信していますが、日本全体の課題とも言える“子どもの歩行量が減っている”この状況で、国からの発信はまだ足りていないな……と常々感じています。

足育・歩くこと・歩行量など、最近では重要視され始め、各都道府県で、歩行量を増やすための活動をしているところも、もちろんあります。

しかし、まだ広く認知されているとは言えないでしょう。

そして、足育先生はこういった状況に、危機感を感じているのです。

歩行量の目安として、『年齢×1km』と言われていますが、何歳でどのくらいの歩行量が必要なのか聞かれたときに、すぐにこれを答えることができるお父さんお母さんはどのくらいいらっしゃるでしょうか。

子どもに必要な歩行量を、お父さんお母さんにもっと伝えて、知っていただかないと、歩行不足の子どもがどんどん増え、その子どもたちは筋力が低下し、体幹も弱くなってしまうでしょう。

さらにここ数年、新型コロナウイルス感染症の影響は歩行量・足の成長にも大きく出ています。

自粛生活をおくり、外遊びが思うようにできなかった子どもたちは、歩行量がぐんと減り、そのため、土踏まずが減ったり無くなってしまったりしています。

本来、土踏まずができると、後脛骨筋(こうけいこつきん)とよばれる土踏まずの頂点の筋肉により、上へと引きあげられますので、実際の成長分だけがプラスされます。

子どもの足の成長は、3歳以降は1年で約1センチ伸びます。

そのうち、3〜9月の半年に2/3(約0.6センチ)伸び、9〜3月に(約0.4センチ)伸びます。

これが先ほど言った“実際の成長分”なのですが、できていた土踏まずが減ったり無くなったりした場合、上がっていた土踏まずが下へ落ち、「成長分」プラス「下がった土踏まずの長さ」になるので、半年ごとの計測で1センチ以上足の縦の長さが伸びているという現象が起きるのです。

通常であれば半年で1センチ以上の成長は滅多に起きないことなのですが、コロナ禍で外出自粛が促され、半年ごとの計測で1センチオーバーの子どもがたくさん発生してしまったのです。

これは『東日本大震災』の時にもみられた足の成長の変化で、大震災の時は、放射線の問題で外出ができなかったために、その地区の子どもたちの土踏まずが減ってしまいました。

これが、新型コロナウイルス感染症により、一部地域でなく、全国的に発生してしまったのです。

コロナ禍により外出できなかったこと、歩行量が減ってしまったこと、これは命を守るために仕方なかったことです。

しかし、全国的に子どもたちの土踏まずが減ってしまったということは、全国的に足の弱い子どもが増えてしまったと言い換えられるでしょう。

子どもたちの未来は3歳〜6歳の3年間で良い足の成長ができるがどうかにより、大きく左右されると言っても過言ではありません。

足育先生が定期的にみている子どもたちの足は、足に合った靴を履き、歩行量を増やすことによって、確実に強い足に成長しています。

さらに、土踏まずの形成ができていなかったり、かかとの骨が曲がった外反扁平足ぎみの子など、足に悩みがある子どもたちも、インソールをいれてたくさん歩くようにすることで、改善がみられています。

コロナが明けたら、親御さんが先導して、子どもたちと『歩く』ということに取り組み、子どもたちの将来のために、強い足を作っていきたいですね。

運動量を増やすコツと歩く際の注意点

親子で歩こう

靴と足の先進国ドイツでは、『足作りが身体づくり』と言われるほど、子どもの健康な足づくりに熱心に取り組んでいます。

そして、子どもの足作りには“十分な歩行量をとることが大事”であるということを、誰しもが理解しているので、歩行量を増やすために、ほとんどの子どもたちは、園から帰るとスポーツ少年団などの運動をする習い事に通っています。

もちろん、ドイツでは園でも歩行を大切にしていますが、それに加えて、さらに運動をさせているということです。

親がそれだけ意識して子どもに歩行を促しているのですね。

子どものうちに良い足を作ることで、将来足で困ることがないとわかっているのです。

日本でもそのくらい積極的に歩行量を増やすことができるようになれば、子どもの足の悩みは自然となくなっていくのでしょう。

歩行量を増やす目安として、園での子どもたちの運動量にプラスして、家庭では最低20〜30分は運動を取り入れてあげることが理想です。

では、積極的に『20〜30分の運動量を増やす』とは具体的にどうすれば良いと思いますか?

足育先生が簡単に運動量を増やすコツをいくつかご紹介します。

運動量を増やすコツ

まずは、大前提として、足に合う良い靴を履きましょう。

いくらたくさん歩いても、足に合わない靴を履いていては意味がありませんし、足の変形をまねきます。

そして、一番簡単な方法は“歩く”こと。

過去の記事でも紹介させていただきましたが、歩くことは親子でできる一番簡単な運動ですね。

園の運動+αを簡単にできる方法【親子で納得足育知識】

ただ、園への送迎が車の場合、「帰宅後にもう一度外出するのは大変……。」という方が多いかと思います。

そこでオススメしたいのが【園から少し離れた場所に駐車する】ことです!!

少し離れた場所に停めることで、“車から園”“園から車”までの往復を子どもと一緒に歩くことが可能になるのです。

送り迎えの際に“ついでに”歩行量を増やすことができれば、簡単に運動量がまかなえますよね。

また、スーパーの駐車場に車を置けば、帰りに食料品を買って帰ることもでき、働くお父さん、お母さんにも取り入れやすい習慣かと思います。

平日はどうしても難しい場合は、休日に運動量をたくさん増やしましょう。

先ほど、簡単なのは歩くことですよと紹介しましたが、歩くこと=ウォーキングと考えなくても大丈夫です。

もちろん、家の周りでウォーキングに適した場所があり、季節の移り変わりなど楽しみながら親子で歩くことができれば良いですが、せっかくの休日です、公園や砂浜・山登りなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。

広い芝生がある公園で走り回ったり、アスレチックなど遊具で思い切り遊ぶことだって、運動量は確実に増えています。

砂浜や山登りは、普段アスファルトの平坦な道を歩く子どもたちにとって良い刺激にもなりますし、足の指を使ってあるくことにつながり、自然と土踏まずを形成する筋肉が動き、扁平足ぎみな子どもには改善効果があるのです。

このように、ちょっと意識するだけで、運動量がグンと増えます。

ただ、歩く際にも注意していただきたいことがあります。

歩く際の注意点

お父さんお母さんが歩行量を増やすことに積極的なことはとても素晴らしいのですが……。

子どもと手をつなぎ、ひっぱるように歩く姿を時々見かけます。

この場合、お父さんお母さんがせっかちな人が多いです(笑)

そして実は、この“ひっぱるように歩くこと”が、子どもの足にとって良くありません。

親の歩くペースに、1,2歳の子どもを合わせてはいけないのです!

ひっぱられながら歩く子どもは、かかとを地面につけず、つま先だけで歩いているような状態になっています。

これがそのまま癖としてのこってしまうと大変。

足育先生のところに相談へきた親御さんは、「ずっとかかとをつけず、つま先歩きをして、あちこち病院をまわってみても原因が分からない。」とおっしゃっていました。

よく話を聞いてみると、原因は手をつないだ際に親御さんのペースで歩いてしまい、お子さんの手をひっぱって歩いてしまうことでした。

ですので、足育先生オススメの靴を履いてもらい、足の緊張をとってあげ、子どものペースに合わせた歩行を取り入れてもらうようにしたのです。

緊張がほぐれた足は、かかとから降りて歩くことができるようになり、親御さんもお子さんもとても喜んでいたのが印象的です。

つま先歩きの癖がついてしまっている子どもは、中学生くらいでも見かけることがあります。

早めに気づいて改善してあげることが重要ですね。

そして、もうひとつ気をつけてほしいこと。

それは、赤ちゃんに早く歩かせたくて、ハイハイの期間がとても短く、つかまり立ち・歩行を早くさせてしまうことです。

こちらも過去の記事でふれましたね。

赤ちゃんの早すぎる歩行は良くないってホント!?【親子で納得足育知識】

確かによちよち歩く姿はかわいいので、「早く歩かないかなぁ」と思ってしまう気持ちもわかります。

けれど、ハイハイは全身を使った運動で、赤ちゃんにとっては歩くための大事な練習期間です。

ハイハイは、体幹の中でもとくに背筋が鍛えられるので、このハイハイの期間にこの部位をしっかりと鍛えておくと、立ち上がった時にバランスがとりやすくなり、成長してからの良い歩行・良い姿勢獲得につながります。

もちろん、ハイハイの期間が短くても問題なく歩行ができる子どももいますが、足の筋肉がまだしっかりできていないうちに歩き始めてしまうと、かかとの骨が歪んでしまう可能性があります。

ですので、足育先生はハイハイの期間を十分にとって、全身の筋肉を鍛えてあげて欲しいと思っています。

焦って歩かせなくて大丈夫です。

平均して1才2ヶ月〜1才半くらいで歩き始めることができれば良い足作りにつながるでしょう。

最後になりましたが、お子さんの「もっと歩きたい」という気持ちをのばしてあげることができるよう、足に合った靴を親御さんとお子さんが一緒に探し、選び、意識してたくさんの運動・歩行を生活に取り入れていきましょう。

どの靴が良いのか分からないときは、我々、足と靴のプロに相談してください。

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足育とは・・・ 足は、体全体を支える土台となります。 (例)簡単に言うと家を建てる時に基礎工事をする様に土台を安定させることが最も重要である様に、足で体全体の健康に影響を与えています。 今回私、足育先生が伝えたい足育とは? 足+足指+爪、更に靴の履き方や紐の結び方の正しい知識を得て、理想的な足を育ててほしいという願いです。 食育が大切なように、足育もその後の人生を左右しかねない重要な課題なのです。 子供の足・足指の変形やトラブルが増えています。 子供のの足のトラブルを解決し、尚且つ、足育を広めることで子供の足のトラブルを予防し、100歳まで歩ける健康な身体づくりを進めていきます。