夏のサンダルは足にいい? 悪い?
サンダルは足を保護する布の面積が小さく、『足を守る』という靴本来の役割を考えるとイマイチ……。
ですが夏は、足だってやっぱり暑い!!
サンダルの定義は『足全体を包まない履物』であり、通気性が良いので、靴のように熱がこもらず、見た目にも涼しさを感じます。
足元が涼しいだけでも、快適に過ごせたりしませんか?
それに、海や川、プールなどの水遊びには、脱ぎ履きしやすく砂汚れが落ちやすいサンダルを履きたいですよね。
今回は夏と足とサンダルの関係性についてお伝えします!!
夏の足環境
暑い日に、一日中靴を履いていると、靴の中のニオイ・足のニオイが気になったことはありませんか?
じつは、人間は、足の裏を含めた全身の皮膚に『常在細菌』というものがいます。
常在細菌は汗に含まれる糖質や脂質を栄養素として食べて、老廃物のような物を出すのですが、それがニオイの原因になります。
靴は洋服などに比べ、通気性が良くないため、靴の中は他の部位よりも細菌が増殖しやすく、ニオイも気になるのです。
細菌が増殖……聞くだけでゾッとしますよね。
ただでさえ細菌が増殖しやすい靴の中ですが、30度近い気温になると、子どもは大人の1.5倍の汗をかくと言われていますので、夏の子どもの足環境は大人より酷いものに……。
汗で蒸れた子どもの靴の中の環境は、足にとって良くないことは、簡単におわかりいただけるでしょう。
足育的にはあまりオススメしないサンダルですが……。
一日中通気性の悪い靴を履いて蒸れるよりかは、足に合ったサンダルを履かせた方が足環境にはいいのです!
靴を夏に履くなら
暑い日でもサンダルを履いて行くシーンでない場合は、合皮の靴ではなく、本革の靴を選ぶことをオススメします。
革の靴と聞くと“通気性が悪い”と思いがちですが、本革の靴は「呼吸する、柔軟な素材」として知られています。
合皮やエナメル革の靴を履くよりかは、本革の靴を履いた方が靴の中の環境は良いのです。
最近では本革の靴でも、メッシュ仕様のものや、インソールに透湿性・通気性の良さを加えたものなど、蒸れにくい工夫がされた本革の靴も販売されていますので、足の蒸れが気になる方は是非試してみてください。
オススメのサンダルの形
サンダルは足育的にはあまりオススメできないとお話しましたが……。
どうせサンダルを履くならば「こういったものを履いて欲しい!」というオススメの形があるんです。
足に良いサンダルは、『かかとに芯があり、マジックで足の甲を締めることができるもの』です。
もっと欲を言えば、ヨーロッパメーカーの『細い』『普通』『広め』と幅を選ぶことのできるサンダルがベストです!!
S・M・Lの3つのサイズだけでなく、幅が選べることにより、よりサンダルが足にフィットし、かかとが固定できて、足が前滑りしないものが良いサンダルの条件といえるでしょう。
暑い夏も、足に良い環境で毎日を過ごせるよう、靴選びをしていきたいですね。
不安なことがあればいつでもご相談ください。
私たち足のプロは、皆さまの良い足作りをお手伝い致します!
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