ダウン症候群の子どもには専門店での靴の購入がオススメ
ダウン症候群(※以下記載:ダウン症)といっても、足の特徴は一人ひとり違います。
つまり、“一人ひとり、足に違う悩みがある”ということです。
足に合う靴を履いて、たくさん歩けるように、ダウン症のお子さんの靴選びはどうしたらよいか、足の専門家がお伝えします!!
ダウン症の子どもの足の特徴
ダウン症の症状や程度はさまざまですが、足にもダウン症特有の特徴が出てきてしまうものです。
その特徴とは……。
- 足のサイズが小さい(特にかかとが小さくなる傾向が多い)
- 筋肉の緊張が低い(筋緊張低下 ※補足あり)
- 関節が柔らかい(柔らかすぎる)
- 外反扁平足
- 開張足
- 外反母趾
など、その子その人それぞれ症状は異なるものの、こうした傾向が出ることが多いのです。
[aside type=”normal”] 筋緊張低下とは?筋緊張低下とは、筋肉の張り(筋緊張)がくなってしまっている状態のことです。
筋緊張は、筋肉を指でつまんだときの硬さ、関節をぶらぶらと揺らしたときの振れ具合、関節を伸ばしたときの可動域で評価されます。
筋肉がマシュマロのように柔らかい、手がだらりと垂れ下がる、カエル足のように足がベタっと床につくなど、筋緊張が低下した場合は特徴的な症状が見られます。
一見「体が柔らかいなんて良い状態ではないか」と思われがちですが、筋肉に適度な緊張がないとバランスを保つことができなくなってしまうのです。
ダウン症の場合、歩くことが可能であっても、身体のバランスがとりにくく、例えて言うならば、常に砂の上を歩いているような状態で、とても疲れやすいのです。
なので、そのままではどんどん歩行量が減ってしまいます。
また、足が内側へ崩れるような歩き方をしていると、将来、足の骨や関節に異常を引き起こしてしまう可能性があるのです。
バランスよく歩行するために
足の幅が広い・狭いというだけでも靴選びは大変になってしまうものですが、ダウン症のお子さんの場合、かかとが小さかったり、関節が柔らかくバランスをとることが難しかったりするので、靴選びは更に大変になります。
しかし、早い段階で足に合う靴を履かせてあげることで、将来の足を守ることにつながります。
歩行を安定させてあげるためにも、専門店での靴の購入をオススメします。
ダウン症といっても、一人ひとり足の状態は全然違いますので、靴のサイズ・靴の型、補正が必要なのか、インソールが必要なのか、整形靴や短下肢装具が必要なのか、そういった点を足の専門家にみてもらい、判断をしてもらうことが重要です。
もちろん、場合によっては医療機関への促しを勧めていますので、そうした点でもご安心いただければと思っています。
正しい姿勢でたくさん歩く事が、足にはとても大切。
補正をしていても、最初は歩く事に時間がかかるかもしれません。
ですが、正しい姿勢で歩く事により、確実にお子さんの歩行量は増えるでしょう。
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