進歩のない靴『ローファー』は戦後から問題点の多い靴だった!?
皆さん、ローファーってわかりますか?
そうです、学生になると履くようになる、靴紐で結ぶことのない革靴の一種で、諸説ありますが、1926年にロンドンの有名なオーダーメイドシューズ店『ワイルドスミス』にて、王室や上流階級向けのカントリー調室内靴として作られたのが始まりと言われています。
現在では学生からサラリーマンに至るまで、日本人なら一生に一回は履くであろう靴として、広く利用されていますが、実はローファー……問題ありあり……な靴だったのです。
成長しないローファー
ローファーというのは、日本には1960年代に入り、『脱ぎ履きしやすく丈夫』という利点から学生に広まり、学生の指定靴として認知されるようになりました。
また、サラリーマンなども革靴よりも履きやすくて安いローファーを好んで履くようになり、ビジネスマンの指定靴のようなポジションでもいますが、このローファー、1960年から全く変わっていません。
つまり、環境や私たち日本人の体型が変わっていく中で、足元を支える靴として全く成長していないのです。
脱ぎ履きしやすい……つまりかかと部分が広く、脱げやすく、またクッション性もないため、ローファーほど疲れやすい靴はありません。
また、そもそも貴族の室内靴として作られたローファーは、長距離を歩く事なんて想定していません。
ですので長距離を歩くことも想定されていないため、実際は通勤・通学に履く靴としてはNGな靴なのです。
足を壊してしまう可能性も!?
よく、新幹線で靴を脱いで足を上げて休んでいるサラリーマンを見たことはありませんか?
あれは、ローファーで足が疲れてしまっているから。
足というのは脳から最も遠い場所にあり、痛みなどには比較的鈍感で、しかも慣れやすい作りになっているため、『本当はこの靴は合わないんだよ!!』と足が訴えていても「あ~あ、足が疲れたな」という程度にしか感じられません。
ですが、疲れることや、痛いことには慣れてはいけません!!
まだ13~18歳の思春期の学生は成長期。
せっかく3歳から足育をしてきたとしても、この時期に足に合わない、足に良くないローファーを履き続けていては足が変形しかねません。
とはいえ、『ローファーか運動靴』と選択できる学校ならまだしも、『通学はローファーのみ』とされた場合、履いて行くしかありません。
その場合は、パットを入れるなどをして調節して履いていくと、比較的まだ問題点が緩和される事があります。
「学校指定のローファーを履いたら、子どもが痛がるようになって……」という場合は、すぐに足育先生のような足の専門家のいる靴屋さんに相談してみましょう。
場合によってはドイツのローファーなどの、比較的履きやすいローファーを扱っていたり、また、パッドなどでその子にあった状態に近づける事も可能です。
一番やってはいけないのは「その内慣れるだろう」とそのまま履き続けること。
せっかくしっかりと育てた足を、成長しないローファーで傷めないように注意しましょう!!
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