仕事で履かざるを得ないパンプスの選び方と調整方法 【動画付き】

パンプスについて

春になると卒業式や入学式、または新社会人の方など慣れないパンプスを履く機会が増えてきますよね。

パンプスは本来一日中履く靴を目的としていません。
しかも、パンプス選びは難しく、ポイントやコツを知らないと一生の大事な足が変形してしまいます。

変形してしまうと、足(土台)が傾いてしまい姿勢が崩れ、膝や腰や肩などに痛みなどのトラブルに発展して、足の冷えにも悩んでしまいます。

合わないパンプスで靴擦れや痛みなどが起こった経験がある女性は沢山いると思います。
ましてや、職場でパンプスが必須で働いている方の足は、むくみや冷えで血色が悪く、巻き爪や魚の目で悩み、姿勢が崩れて猫背で疲れやすく肩こりや首こりや目の疲れで悩んでいます。

そうした方のご相談をしばしば受けることのある、足と靴の専門家が、パンプスを選ぶやり方と、調整方法についてお伝えします。

~パンプスの選び方~

パンプス
ただでさえ消耗する仕事で痛い靴を履くのは辛いことです

①パンプスを買うときの履き物と時間に注意

パンプスを選ぶときは、日常履かれるストッキングや靴下を着用して選びましょう。

素材の厚さによって履き心地が大きく変わってしまうのです。

また、だいたい午後2時頃に選ぶ事がおすすめです。

とはいえ、午後からの方が浮腫みが出てくる方が多いということなので、午前に浮腫む方もいます。
ですので、浮腫みの状況を考慮して選ぶと良いでしょう。

ちなみに、靴の専門家に合ってるパンプスを選んでもらうと、足指が適正に使えるようになり、第二の心臓であるふくらはぎが血流を促して浮腫がその場で改善されます。

つまり、合わないパンプスを履くと浮腫みやすくなりますので、できたらシューフィッターがいるお店で相談できるのが理想です。

②自分の足の形がどのタイプか見てみましょう。

足の形によっておすすめのパンプスがあります。
つま先の形状が合わないと指先が痛くなりやすいのです。見た目だけではなく自分に合う形か確認しましょう。

足のタイプ
足の形は大体3タイプに分かれています。

ギリシャ型は親指が1番長く設計されているオブリーク木型がおすすめですが、あまり市場に出回っていない木型なので、先が丸いラウンド型をおすすめしています。

③ヒールの高さを確認しましょう。

ヒールの高さが高くなるほど、つま先への体重のかかり方が増えます。

つま先への負担が増えることで、足の疲れや足指の変形にもつながりやすくなります。

ちなみに、足の専門家に幅の合ってる靴を選んでもらうと、逆にヒールを高くするにつれて姿勢が整い疲れにくくなります。 専門家に相談して足や身体への負担がかかりにくいパンプスを選ぶことで、ストレスも軽減されることでしょう。

ヒールの高さ
ヒールの高さは最も大切かもしれません

パンプスの調整方法は……

パンプス選びはとても難しいので、持っているパンプスは専門家に相談してパット調整をして、前滑りや靴擦れしないようにフィットした状態にしてもらうのがベスト。

意外と知らない方が多いのですが、実は調整用の中敷きを入れたりバンドを付けることで、かかと脱げ防止や足が疲れにくくなるのです。

細かく調整できる専門店のパッド

調整用中敷きには『厚み』があり、一人ひとり(ひとつひとつ)調整方法が異なります。

調整用中敷きだけではなく、シューズフィットバンドを付けることによりかかと抜けが起こりにくくなり、安定感がでますので長時間履く方や歩くことが多い方にはおすすめです。

パンプスを購入するときに調整をすることも良いのですが、足も月日とともに変化しますので、「合わなくなってきたな」と感じた時に再度調整することもおすすめです。

足育先生®や足育先生®のお店のスタッフはシューフィッターの資格を持ち、パンプス調整についてもしっかりとアドバイスをしています。

気になる方は一度パンプスを持ってご相談ください。

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