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お下がり靴を履いた子にどんなことが起こるのか!?
以前、少ししか履いていなかったとしても、お下がりの靴を履かせるのはNGという記事を書きました。
日本の靴は軽くて履き口が広いという特性上、どうしても耐久性に乏しく、1時間履いただけでもその子の歩き癖が靴についてしまいます。
その靴についた癖は、次に履いた子どもの足に影響を及ぼしてしまうのですが……一体どのような影響を及ぼしてしまうのか。
実例を挙げてお伝えします!!
お下がりの靴を履いた子どもは……?
そもそも、兄弟であっても足の形や大きさが異なるため、お古の靴を履かせた場合、幅が狭かったり広かったりといった問題が生じやすいのですが、さらに前の履いていた人の癖……。
つまり、靴がすり減っていたり傾いていた場合、お下がりで履いた子は、前の子の履き癖に引きずられてしまいます。
そうなると、足が遅くなる、転びやすくなるといった歩行に関する問題が生じます。
あるケースですと、体幹、つまり体の軸がずれてしまい、前日までに乗れていた自転車に乗れなくなってしまった子がいた……という事もありました。
さらに、「お下がりの靴を履かせたらどうなるのかな?」と、お兄ちゃんの靴を弟に履かせてみたところ、「歩き方がわからなくなっちゃった」とヨタヨタしてしまうようになってしまった……。
なんていう、驚きの話もあります。
[voice icon=”https://ashiiku.net/wp-content/uploads/2021/01/b71faaca3e20e2e30441c71fd28b6104.jpg” name=”足育先生” type=”l fb”]本当はこんな実験はしてはダメですよ~
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私たちが地球に立っているのは……?
このように、自分の履き癖とは違う靴を履いた場合、転びやすくなる、走るのが遅くなるといった問題の他に、体幹がズレて歩きにくくなったり、下手をすると内股になったり、がに股になったりと色々な弊害が起こる可能性があるのです。
そういえば、ちょっと大人の話ですが、AT車(オートマチック車)はいつも乗っている運転手の癖を学習するため、マイルドな運転をし続ける運転手から中古車を買うと、ガンガンにアクセルを踏んでも中々エンジンの回転数があがってくれない……なんて事もあるそうです。(諸説あり)
学習機能を持つAT車とは異なりますが、このように靴にも癖というものがついてしまうのです。
地球に立っているのは私たちの脚……と勘違いしてしまいますが、実は、地球と私たちの体を支えてくれているのは靴なのです。
そんな重要な役目を背負っている靴に自分以外の癖をつけてしまっては、地球に真っ直ぐ立つことも難しくなってしまいます。
ぜひ、靴のお下がりはやめるようにしましょう!!
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