どうせ長靴を履くならば足育のことを考えたものをチョイスしよう
雨の日に長靴を履く子どもは多いかと思いますが、冬になると北国では寒さ対策、雪対策として当たり前のように長靴を履きます。
ですが、残念なことに子どもの足育にとって長くつは、良くない靴のひとつに入ってしまいます。
ですので、出来る限り雨の日、雪の日に限定して履くようにすることをおすすめしているのですが、やっぱり雪の日などは長期にわたって冬長靴を履く必要が出てきてしまいます。
そんな場合には、足育にとってまだ良いとされる、〇〇で出来たブーツをお勧めしているのですが、それはどのようなものかというと……。
ブーツという選択
※ブーツならおしゃれなものもたくさん!!※
「子どもブーツなんて履かせるの!?」と驚かれる親御さん世代もいるかもしれませんし、特におじいちゃんおばあちゃん世代になると、「子どもにブーツだなんて……」と眉をひそめる人も少なからずいるでしょう。
ですが、昔は大人の履きものだと思われていたブーツも、今では子ども用の物が売っており、長くつの代わりに選ぶこともできます。
しかし日本の子ども用のブーツの場合、下から3〜5 センチくらいまでしか防水になっていないパターンがほとんど。
この3〜5 センチの部分に防水の特殊なテープが張られており、水が入ってこない作りになっているのですが、残念なことにこの加工のせいで、どうしても足先部分が『シワ切れ』を起こしやすくなってしまいます。
人間はつま先部分を曲げて歩くのが普通なのですが、そこが何度も曲げ伸ばしするとどうしても長靴自体が傷んでシワ切れしてしまうため、この『シワ切れ』を防ぐっために靴底を固くして、つま先が曲がりにくい硬い作りになっているのです。
そのせいで、長靴やブーツを履くと、子どもは足指を使って歩くということができにくく、足育には不向き……とされているのです。
一方、少しお値段が高くなりますが、ゴアテックスという素材で出来たブーツの場合、靴の上の方までしっかりと防水加工されており、マジックで留められるようなデザインでできているものもたくさんあります。
ゴアテックス素材は強度があるため、ちゃんと蹴り出し位置で足先が曲がるように靴底が加工されており、子どもでもしっかりと足指を使って歩くことができるのです。
このブーツならば、すり足で歩くとこになりにくく、比較的長靴よりも安心して足育を考えて履く事ができます。
ゴアテックスのブーツが手に入らないときは……
※ダブルマジックで安定感もあり、しかも中も暖かそうなブーツですよね!!※
足育にお勧めの長靴とはブーツ……という簡単な答えが出てきてしまいましたが、ブーツはブーツでも、蹴り出し位置がちゃんと曲がるように加工された、ゴアテックスのブーツで、かつ、マジックでしっかりと留めることができる物……という前提があります。
あまり日本では見かけないゴアテックスのブーツ。
足育先生のお店では、靴と足の先進国であるドイツなど、ヨーロッパから輸入したブーツを取り扱っていますので、「この辺では見かけない」「近くのお店では売っていない!」という場合は、雪が降り続ける季節になる前に、ぜひご相談ください。
次回は……?
次回も冬長靴のお話となりますが、足の先進国であるドイツと日本の長靴の感覚の違いについてお伝えします。
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