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親子で知りたい足育の知識:子どもがスポーツトレーニングで怪我をさせないために
バドミントンに卓球、バスケットにバレーボール。
今あげたのは室内競技の一例ですが、スポーツには色々な種類があり、それぞれに適した靴があるということはご存知でしょうか?
当然、室内競技と屋外競技では全く違う靴を履くということは、スポーツをしない人でも知っているかもしれませんが、意外と「バドミントンと卓球とバスケットとバレーボールで、みんな違うシューズを履くんだよ」と聞くと驚かれる人が多いかと思います。
これは、それぞれそのスポーツによって異なる動きをするから。
例えば、卓球は左右に細かい動きをするため、サイドステップに強い作りになっていたり、バドミントンは前後に動くことが多いので、靴底の真ん中に切れ目を入れて、前後に動きやすいようにできていたりします。
一方バスケットなどは膝に負担がかかるため、靴の底が厚くできてクッション性を持たせているのですが、それでも負担があり怪我が多いのですが、そうしたのを防ぐために、インソールと紐を重視しているのが足育なのです。
怪我の多い競技こそしっかりとインソールと紐を見直そう

どうしても飛んだり跳ねたりする競技は、膝に負担がかかります。
そうした負担は靴そのものだけでは防ぎきれないこともあり、足育では+αでインソールを入れることや、靴紐を綿100%の平紐にすることをお勧めしています。
特に、足関係の怪我で多い「捻挫」が多い場合は、靴や足の状態が良くないケースがほとんどですので、2回、3回と繰り返す前に、一度しっかりと靴や足の状態を専門家に相談することが大切でしょう。
子どもなのにハードなトレーニングは逆効果

将来を期待されて、ハードなトレーニングをする子どもというのは意外に多く、時にはそれが問題となってニュースになっていることもあります。
もちろん、オリンピックに行く、甲子園に行くといった目標がある場合は、生半可な努力では願いも叶わないかもしれません。
ですが、欧米では『スポーツは楽しむもの』という認識が強く、子どもに無理強いさせてハードなトレーニングをした場合虐待として罰則があるほど。
(逆に、「トレーニングについて来れなければそれまで」と、体を壊した子どもを切り捨てていく国もありますが、そうした国では体を壊した子どもたちが成長し就職する先がなく路頭に迷うケースも多く、国際問題として見られていることもあります)
日本では「やればやるほど良い」「歯を食いしばって結果を出す」という泥くさいトレーニング観念が、未だ残っている競技もあり、時には選手として成功したのち選手のお母さんが「私は子どもを寝かせないで練習させた」等と言って、虐待ではと炎上してしまうケースもあります。
一方スポーツトレーニングに効率を重視するアメリカなどでは、集中できる時間を計測し、「やる時はやる、休むときは休む」とメリハリをつけ、さらにはトレーニング後のマッサージケアなどもしっかりと行うように指導されています。
子どもの夢を叶えるためのスポーツトレーニングが、子どもの体を壊すためのものにならないよう、メリハリを付けてハードなトレーニングを避ける、靴や足の状態のチェックを定期的に行う、トレーニング後はマッサージを念入りに行うなど、ケアとトレーニングのバランスを取って、先の長い子どもの人生を怪我で悲しいものにさせないように気をつけてあげましょう。
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