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親子で知りたい足育の知識:足に良い靴は流行りの靴の中にはない!?
スリッポンやミュール。
樹脂系サンダルやビーチサンダル。
多種多様な靴が、多種多様なデザインで毎年発表されては、その都度流行りの靴などを多くのお父さん・お母さんが買っていきます。
もちろん、子どもにねだられてのこともあるかと思いますが、そうした流行の靴を買い求めてしまう親御さんに『待った』をかけたい思いもあります。
それはなぜかと言うと……。
流行っている=足に良い靴というわけではない
今の親御さん世代が子どもの頃に流行った靴で、キラキラしたビニールのような素材を、蜘蛛の糸のように絡めてリボンを付けた、クニャクニャで足の指が隙間から出てしまうようなパンプスがあったことを覚えているでしょうか?
子どもの頃はまるでガラスの靴のようで、値段も手ごろで、女の子の多くがキラキラとしたそのパンプスを履いていました。
そして少し成長すると、コギャルと呼ばれる時代が来て、厚底サンダル、厚底ブーツがブームに。
平成も終わりになるとスリッパのような樹脂系サンダルが流行ったり、今はつま先が上がっていて、全体がゴムで覆われた、柔らかい運動靴なんかも流行っています。
このように流行りの靴というのは、『今までにない発想・デザイン』ということや『脱ぎ履きしやすい』『安い』『可愛い』といった理由で、多くの人が購入に走ります。
ですが、クニュクニュの靴は固さがなく足を支えることができませんし、ねじれてしまって足の骨格に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
厚底の靴を履いて、転んで捻挫や、酷いと股関節脱臼にまでなってしまった人も知っています。
つま先の上がった靴は不安定で、成長すべき筋肉を使うこともできませんし、脱ぎ履きしやすいくつはそれだけ足が靴の中で滑ってしまいます。
家の中では靴を脱ぐという風習がある日本では、こうした脱ぎ履きしやすい靴、おしゃれな靴を求める傾向がありますが、総じてこうした靴は『いい靴無し!!』と……言ってしまってはいけないのですが、できたら避けていただきたいところ。
流行っている靴を履かせたくなる気持ちも、履きたくなる子どもの気持ちもわかりますが、どうしてもという時は『1時間だけ』等条件を決めて、短時間だけ履かせるようにしましょう。
子どもの成長期には足育に良い靴を
子どもの足育に良い靴は、足育先生のブログで過去にたくさん書いています。
過去のこうした記事を参考に、もしくは、足育先生のオンラインカウンセリングなどを受けて、子どもの足育に適した靴を、正しい履き方で履かせてあげるようにしましょう。
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