足を揉むことは運動能力だけではなく知能向上にも一役買う!?
新型コロナの影響で、学校や施設がお休みになったり、外出を自粛するようになって、外に出る機会が減ってしまいました。
そのため、ちらほらと足育にも影響が出始めている子どもを見かけるようになりました。
雑巾がけや、つま先立ち、親子でできる足指じゃんけんや足指体操などを紹介してきましたが、実は『家にいることが多くなったから』という理由だけではなく、常にお勧めしたい『家でできる最強の足育』があります。
それはなんと……『足揉み』です!!
足の裏には反射区がある!!
皆さん、『反射区表』という言葉をご存知ですか?
もしかしたら1度は目にしたことがあるかもしれませんが、マッサージ店や足つぼなどのお店に貼られている、足の裏のどこのツボがどこにつながっているか……ということが書かれた図のことです。
手や足の裏には全身の反射区があり、例えば胃の反射区を刺激すると胃が活性化されて、副腎の反射区を刺激すると副腎が活性化して、疲れがとりたりするというものです。
熟練の足揉み師となると、足を見るだけで体のどこが悪いかなどわかってしまうほど!
実は、4000年前のエジプト壁画にも手や、足の反射区を押しているような絵が残されており、古くからある人間の知恵だということがわかります。
イチローも足揉みを実践
このように足の裏には、全身のツボが集中しているため、刺激することによって全身の調整ができると言われています。
そのため、あの元野球選手イチローも高性能な足揉みローラーを使用して、毎晩足揉みケアをしているのです。
※参考※
イチローの場合お父さんが足揉み師であったこともあり、そうした意識が強かったのかもしれませんが、イチローの足揉みの習慣を真似した元大リーグの田口選手が、長かった二軍生活のなかで怪我をすることなく過ごすことができたという話もあります。
※参考※
イチローは好成績を残すことはもちろん、怪我などすることなく、華々しく選手から退いていきましたが、足揉みをするということは全身のバランスを整えたり、調子を整える役に立つことがここからもわかるかと思います。
おすすめの足揉み法
足揉みというと、プロのリフレクソロジーなどががっつり、しっかり揉んでいくイメージがありますが、プロのアスリートでもない場合は、そこまでの必要はありません。
ましてや、子どもの足は柔らかく、角質も溜まりにくいので、お風呂上りに5分ほど、足の裏全部をまんべんなく撫でるように揉んでいき、その後気になる部分があればそこを揉んでいく感じで大丈夫。
また、6歳以下の場合は、撫でるだけでも十分です。
ちなみに、クリームやオイルなどをつけてやると滑りも良くなるので、ニベアクリームやベビーオイルなど手近で、体に優しい物を使ってマッサージしてあげましょう。
この足を揉むことについてのメリットはもっともっとたくさんあります。
次回以降、足揉みがなぜ良いのか、詳しい足揉みのやり方などご説明していきますので、ぜひ、更新をお待ちください!!