そもそも足育が必要な理由とは?【足育のためにできることシリーズ】

子どもの頃の足育環境は大人へと続く大切な成育です!!

足育とは何か……。

これを語るととても長くなってしまいますが、足育は人にとって大切な成長環境です。

元々裸足で歩いていた人間が靴を履くようになり、そして今は車社会かつ、外で遊べる環境も少なくなり、運動量がぐっと減ってしまいました。

そうなると、元々人間に備わっていた筋肉の力やバランスが崩れていってしまいます。

そうなると6歳でできるはずの土踏まずができなくなったり、運動能力の低下、そして将来的に骨格が歪んで、成長痛や腰痛に悩まさることもあるのです。

このように、子どもにとって大切な足育をすると、どのような利点があるのでしょうか。

足育をしてしっかりとした足で育った子どもは……

①子どものうちから正しい靴の履き方を知っていて、正しい歩き方、走り方をわかっているため運動が得意になります。

万歳

そのため、運動が好きになったり、積極的になったり、文武両道に生活できる子になる可能性が高いでしょう。

②バランスよく筋肉が付くため、どこか一点に力が集中することが少なくなり、関節を痛めたり、成長痛などで運動パフォーマンスが低下することが少なくなります。

もちろん片寄った負担がなくなるため、長くスポーツを続けていられるようになるでしょう。

③足でしっかりと立つことができるため、姿勢が良くなります。

猫背

このような猫背でも

姿勢

靴下一つで真っ直ぐな姿勢になることもあります。

この靴下については後日またご紹介させていただきますが、履くもの一つで大きく変わることがお分かりいただけるでしょう。

姿勢が良くなると、人間は不思議なもので自信を持ったり、明るい性格になりやすいと言われています。

大人ですらそうなのですから、子どもでももちろん、良い影響は大きく出てきます。

また、親御さんとしても「姿勢が悪い」「背中を丸めないで!!」と、いちいち注意しないで済むというのは、双方にとってとてもよいことではないでしょうか。

④O脚・X脚などになりにくいということもあります。

歩く際にバランスの悪い状態で歩き続けていると、どうしても片寄った筋肉の使い方をしてしまい、骨格が歪んでしまいます。

そのため、子どものうちではわからなくとも、成長するにつれO脚になったり、X脚になってしまったりということが起こるのですが、そうした歪んだ脚にもなりにくいという利点もあります。

⑤疲れにくく、自分で歩いてくれる子になりやすいでしょう。

歩く

正しい状態で歩けるので、疲れにくく、すぐに抱っこやおんぶをせがまれる……という事もないので、お母さんにとっての負担も少なくなります。

土踏まずがある状態だと人間は、長距離を走っていても疲れにくいのです。

たまに、「うちの子は扁平足だけど短距離は得意よ!」と言う親御さんもいるのですが、その場合長距離はどうでしょうか?

また、短距離でも何度も何度も走ると、同級生との違いが出てくるかもしれません。

土踏まずはあるに越したことはないのです。

単に運動能力が上がるというだけではない

このように、幼少期の足育の目的は、単に競争で1位を狙えるということや、将来の運動能力を上げる期待ができるというだけではありません。

オリンピックを目指しているわけではなくとも、骨格が歪んで疲れやすい大人にならずに、いつも元気な子どもたちが一人でも多く育ってくれるよう、私達は足育を広く勧めていきたいと思っています!!