靴環境を整えることが何よりも大切だった!?②【足育のためにできることシリーズ】

靴の履き方

正しい靴を正しく履く方法と足環境についてお伝えします

前回、足育に良い、正しい靴についてお伝えしましたが、今回は正しい靴の履き方をお伝えしたいと思います。

正しい靴の履き方と聞くと、「子どもにできるのかしら?」と思われるかもしれませんが、合言葉一つで親子一緒に楽しく覚えることができるのです!!

正しい履き方とは?

前回お伝えした、子どもに合った正しい靴を選んだら、今度はその靴を「正しく」履く方法を覚えてみましょう。

合言葉は「トントン・ギュー」

①靴を履いたらかかとを『トントン』と叩き、靴のかかとと、足のかかとをしっかりフィットさせます。

かかと

②かかとがフィットしたら、今度はマジックを『ギュー』と引っ張り、しっかりと靴を留めます。

ギュー

この時に、写真のように靴にリングがある物だと、上に引っ張れば勝手に靴の履き口が締まってくれるため、小さな子どもでもわかりやすくおすすめです。

ない場合は片方の手でマジックを引っ張り、もう片方の手で靴を締めるように持ってしっかりと履き口を絞めましょう。

 

これで靴の履き方は完了!!

『かかとトントン』

『マジック、ギュー』

この2つの言葉だけで履き方がわかるので、とても簡単ではないでしょうか?

小さなうちはお母さんと一緒に「かかとトントン、ギュー」と言って、靴を履かせてあげましょう。

慣れてきたら自分でこの履き方ができるようになっていきます。

因みに、このような正しい靴の履き方知っている子は、自然といつでもこの履き方をするため、足が速い子が多いのです。

なぜ靴環境を考える必要があるのか?

疑問

このような足育に良い靴、正しい靴の履き方をしてきた子どもは、走ること、運動することが楽しくなります。

それはそうですよね。

走れば早く走れますし、フィットした靴で走るから気持ち悪くもありませんから。

また、子どもの足はとても柔らかいため、合わない靴を履くと変形してしまいます。

そうなると足の指に力が入らなかったり、運動が嫌になって扁平足になったり……とマイナスな面が多く出てきてしまいます。

さらに足が歪んでしまうと、将来的にO脚になってしまったり反り腰などで腰痛に悩まされたり……と、運動嫌い、運動が苦手といった問題どころではない事態まで引き起こされかねません。

たくさん歩いたり、運動したりする子どもは足の指に筋肉が付きやすく、土踏まずもしっかりと出来、骨格がしっかりしますので、正しい靴を、正しい履き方でできるように、親御さんが見守ってあげることが大切なのです。