夏の体調不良は『靴』が原因!?

夏の体調不良、その原因は『靴』にある。その理由を足育先生が徹底紹介!!

 

みなさん、夏はどんな靴を履いていますか?

サンダル。クロックス。ビーチサンダル。
浴衣を着る日は草履なんかも履くかもしれませんね。

毎日がとても暑い夏。足下もできるだけ涼しくいたいものです。
ですが、実はこの暑い夏こそ、靴が原因で脚や身体のバランスを崩される方がとても多いこと、ご存じですか?

なぜ夏なのか。
靴のなにが原因なのか。
そこを徹底的に原因究明していきたいと思います。

 

夏向けの靴を買うときのポイントはどこにあるでしょうか?

 

まずは皆さん、夏向けの靴を買うときにどのような点に気をつけていますか?

  • 脱ぎ履きしやすいかどうか。
  • 軽くて柔らかいかどうか。
  • 涼しさ重視のサンダル。

こんなところで靴を買うポイントを決めていませんでしょうか?
実はこれ、NGなんです。

【脱ぎ履きしやすい靴を選んでしまう】
これは、履き口が広い靴が多い為、足首がホールドされにくく、歩くときに足元が揺れやすいのです。
さらに、そのせいでちゃんとカカトから着地することができなくなってしまいます。

【軽くて柔らかい素材でできた靴を選んでしまう】
軽くて柔らかい素材というのは実はヘタりやすく、足を守るクッションがあまりない……ということなので、足への刺激が大きくなってしまいます。

【サンダルを選んでしまう】
サンダルは上二つの条件を網羅した、残念な靴。
足を支えるところが少ないため、非常にバランスを崩しやすく、また、足に負担がきてしまいます。

このように、夏は足を支えるところが少ない靴を履くことが多く、とくに女の子の場合は涼しげな服装に合わせたサンダルやミュールを欲しがる時があるかと思います。

ですが、こうした靴は長く歩くためには適していません。

人間の身体はカカトの上に重心がくるように設計されています。
ですので、カカトが安定していないと、身体が大きな揺れに見舞われることになってしまうのです。

わかりやすくマンションで例えると……。

*カカト=基礎

*身体=建物

となりますので、その基礎が揺れてしまうと、いくら建物が頑丈にできていても、激しい揺れで痛みが早くなってきてしまうのと同じことなのです。
ましてや、これから成長する予定のお子様の身体ならなおさらです。

 

ですので歩くときには、身体を守る機能が多く入っている靴を選んでいきましょう!!

なんで足が揺れると身体に影響があるの?

人間の身体とは、歩行の際の揺れというものを、無数にある「関節」で微調整し、その振動がダイレクトに脳を揺らしたり、目を回させるようなことが起こらないようにしています。

しかし、こうした繊細な「揺れの調整」をしていった結果、猫背になってしまったり、頭が前に出てしまったり、反り腰になってしまったりという影響が出てしまうのです。

こういった理由で、サンダルや柔らかくて軽い靴、脱ぎ履きしやすい口の広い靴は大切な土台の土台、「カカト」を守る機能が少ないため、おすすめできないのです。

もちろん、サンダルでもカカトを守れるタイプの物もありますので、必要があってサンダルを買う場合は、そうした「カカト」に重点を置いた物を選ぶようにしていきましょう。

足育先生のワンポイントアドバイス

サンダルや柔らかく涼しげな靴は足に負担がかかりがち!
できればサンダル・柔らか素材・口の広い靴は避け、暑くても足を守る機能が沢山入った靴を選んでいきましょう。

どうしてもサンダルがよい場合は、カカトをホールドできる機能があるものを選びましょう。

ちなみに、海の砂浜で裸足で遊ぶことはとても気持ちが良く、足指の運動になりますから足育先生も大歓迎です!!

足を守ることは、身体を守ることに繋がります。

ですが、お子様はどの靴が足を守ってくれる靴かわかりません。

お子様の靴は、知識のある大人が選んであげる必要がありますので、お子様が好きな靴を選ぶのではなく、お子様の身体の健康の一環として、大人が愛情をもって選んであげられるとよいでしょう。


今回ご紹介したお話は、大事な大事なお話の、ほんの一部です。

皆さんにお伝えしたいことが、まだまだ本当にたくさんあります。

子どもたちに足育を広めるための講演会活動もしておりますので、お気軽に「足育先生」にまでお問い合わせ下さい。

 

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*講演会は交通費のみご負担いただいております。

足のことを知っていただき、みなさんが少しでも元気に楽しく毎日を過ごすことができますように!!